人気ブログランキング |
<   2012年 06月 ( 9 )   > この月の画像一覧

2012年 06月 30日
6月29日、官邸前抗議行動について・・・あるツイートをめぐって考える  6月30日 2012年
6月29日、東京では首相官邸前を、「大飯原発再稼働反対」の声が埋め尽くしていました。私はIWJがネット配信するいくつもの映像を見ながら夕食後の一仕事。予想された事とはいえ、すごい人出と熱気がパソコンの画面からでも伝わってきます。インタビューする岩上氏もマイクを向けられた一般参加者も、映像からや個人的に知っている政治家も、高揚感が言葉に溢れていました。

それで私はと言うと、前日と変わらない日常。直前まで行きたいと迷っていましたが、ツイッターにやめた結論を書きました。一人の市民からの投稿に岩上氏が「そうそうそう」と反応し、そこから私が感じたものをかぶせています。

  一女性のツイート/「デモUSTの視聴数が増えれば増えるほど、見てるだけの人が、運営に文句言いすぎ!!あのさ、PCの前でキーをかたかた打ってないで、いっぺん、現場に来てみ?」
  岩上氏RT、ツイート/「そうそうそう」
  私の返信ツイート「「そうそうそう」の一言で官邸行きをあきらめました。シングルイッシューに集約する事の強さと危うさ。官邸前の熱気に参加したい気持ちと地方で暮し働く身。揺れていましたが私は自分の現場で活動します。40年前に水俣の現場で学んだ事です」


最初の女性にはたぶん、唐突すぎて私の返信の意味が解らなかっただろうと思います。「??」とだけ記された再返信が送られてきました。「運営に文句言いすぎ」という言葉は、主催者側が継続可能性を重んじ突発的衝突を怖れて参加者に抑制を求めてきたことに対する、一部の参加者から不満が出ている事をさしているのではないかと想像しています。あるいは、再稼働反対以外のメッセージや参加団体が存在の主張を目的とするような発言を抑えていることに対する不満をさしているのかもしれません。

それらの不満に対し、「文句の言いすぎ」という反応は的外れとは言えないと思います。主催者は当初から「シングルイッシューで誰にでも参加できる」行動を呼びかけているので、子供の参加も見られる抗議行動であれば、抑制的になるのは当然でしょう。むしろ後段の「いっぺん、現場に来てみ?」の方に引っかかるものがあります。「現場に来なければわからない」「当事者でなければわからない」という言葉が、どれほど多く語られた事だろう。

この女性にとっての現場から、参加した当事者として発した言葉としては正当な指摘だろうと思います。しかし、現場は、無数にあってそれぞれが自分の現場から何かを表現し、同時に他の現場に対し「好奇心と想像力」を働かせて理解しようとしていると思っています。岩上氏はここでは一市民という立場で「そうそうそう」と相づちを打っているのかもしれませんが、ジャーナリストとしては安易すぎる反応に思われます。

「首相官邸前という現場」を考えると、金曜日の他にもいろいろな抗議行動が行われているようですが、それらを見る事がなかなか出来ません。「シングルイッシューで誰にでも参加できる」事が一つの表現方法であると同様、野田政権の様々な政策に対して抗議する事も重要な行動と思います。東京在住の市民にとってと、地方に暮らすものにとっての、「再稼働と他の政策」の比重には受けとめる感覚に違いがあります。しかし、IWJでは金曜日の報道と他の抗議活動の報道に大きな落差があリます。集まる人数が圧倒的に異なり、金曜日の抗議行動の持つ社会的インパクトの大きさから、報道姿勢に差が出るのは仕方ないかもしれませんが、逆に報道量の差が人数の差を生み出す事も考えるべきでしょう。明らかに金曜日の活動に肩入れしている以上は、運営方法に対する批判やシングルイッシューに対する問題にも、責任をもって検証する事が求められるでしょう。

「大飯原発再稼働反対」に一点集約している間に、消費増税、原子力基本法に「国の安全保障に資する」、最高検田代検事不起訴などなど、野田政権によってつぎつぎと犯罪的な動きが進められました。大飯原発再稼働が政権側の陽動作戦として機能しています。結果的に、官邸前抗議活動が壮大なガス抜きに終った後で気がついいたら、国民の暮しがズタズタにされてしまっていたということになるかもしれません。金曜日の主催者の一部には、昨年春以来その背景に疑問を感じ、その活動が「怒りの発散」を狙っていると感じてきた団体があり、また過去の様々な社会運動と公安・米国との関わりを思い返すと疑問符をつけながら注視していかなければならないと思っています。

29日、東京行きをやめて仕事のあいまに、いつものとおり東北の被災地住民で、町と暮しの復興をめざして個人的に走り回っている同年輩の男性のブログとツイッターを読み、たまたま送られてきたやはり同年輩の被災女性の手紙を読み、27日に地元で行われた鎌仲監督映画上映会とその後の監督を囲んでの集まりを思い返してツイートを書いていました。それぞれに現場があり、それぞれに活動しています。シングルイッシューへの集約には、地方に暮らす者としての違和感があり、さらにその延長上に選挙の投票をと言われると、違和感はもっと強くなります。

シングルイッシューでの選挙というと、やはり小泉郵政選挙を思い出します。熱狂的に支持され、異論を排除し、反対する候補者を落とすために刺客が送り込まれました。イッシューが正しければ許される方法なのか、疑問が残ります。「虫の眼と鳥の眼」という言葉があります。地べたを這い回る虫のように一つの問題一つの視座にこだわり暮しの中から見つめる姿勢と、鳥のように上空から全体像を俯瞰する眼の両方が大切だという事でしょう。

大飯原発の再稼働が政府・官僚・日本の支配構造にとってどれだけの意味があるのか。ここまで書いてきたような懸念が吹き飛ぶ程の大衆的大結集で、たとえ大飯原発がダミーであろうとその背後のシステムが変えられればいいじゃないかと、安富歩氏はIWJ鼎談で抗議行動の直前に語っています。戦術的なレベルでの功罪になると、私は何か言えるところにはいないと感じます。

余裕があれば、プラッと参加するかもしれません。私の世代にとって、デモに参加する事に特段のハードルも恐怖もありません。年のせいで耳が遠いのだろうと言われそうですが、ちょっとうるさすぎて、隣の人と話が出来ないなあという不満があるくらいでしょうか。官邸前では野田首相に抗議するという趣旨から、あっち向きの一方通行表現は仕方ないのでしょう。「怒りのドラムデモ」のように、誰に向って何を伝えたいのか解らず、ただ威嚇しているような表現もあります。

by maystorm-j | 2012-06-30 10:33 | 社会
2012年 06月 28日
年金・生活保護、森と二酸化炭素、瓦礫と焼却灰・・・/ Twitter MaystormJournal 6月1日〜10日まとめ
Twitter MaystormJournal 6月1日〜10日 まとめ
6月1日
早朝3:30、頭上で光と雷鳴。同時に目覚ましラジオからフォスターの歌。混沌の中で一日が始まる。最近、天気予報は大気の不安定を伝えているが、月代わりとともに政治の不安定が一気に噴出しそう。仕事と雑事から解放された朝飯までの時間が、今後ますます貴重になる。読みたいネットと本が山積み。

40年払った年金はどこへ行ったのか。食いつぶした官僚どもは責任をとらず、無くなったから消費税という。若い世代は今後払う分だけ貰えない。年金未加入未納が増える。金持ちの子女は民間年金保険へいくのか。障害を負った後の暮らし、本人死亡時の若い遺族の暮らしが保障されない若い世代が増える。

団塊ど真ん中の生まれ。リタイアする人が多く、同窓会の案内が増えた。それを読んだり名前を検索すると、大学の同窓はそれなりの地位に就き、それなりの業績を上げたようだ。しかし実名でネットに発言している人は稀。浮き世のしがらみから離れて、本音を語るべき時。過去の肩書き入り名刺を見た事も。

官邸かわら版というメーリングリストがあり、週数回野田首相の言葉がみだしで送られてくる。「沖縄の未来に思いを/国づくりの根本は人づくり/太平洋を繋ぐ島国精神/一歩一歩、一日一日、一つ一つ/G8サミットと55歳の原点」ナルシストなのは承知だが、次々他の鳥の羽で着飾るカラスを見る思い。

RT大野更紗 Sarasa Ono ‏@wsary
生活相談ホットラインの回線が、パンクしているという。ただでさえ人員が足りず、かかりづらい回線に〈お前らは間違ってる〉〈怠けてるやつに生活保護をとらせやがって〉「相談ではない」電話が、絶え間なくかかってくるという。肝心の本当に必要な相談電話が、つながらないのだという。

10年ぐらい前、ある市民大学で某大学の先生が、森は炭素を貯めると話した。どこにどんな形で貯めるか聞いたら、土の中にとの答え。砂礫地に新しく発達する森や低温で分解せず泥炭などが発達するならともかく、エコロジー派が好きな安定したホンモノの森(極相林)では、炭素の収支はあまり変化しない

森が炭素を吸収するという人は、森が無限に拡大すると言うのか。重力があるため、垂直方向には限界がある。スカイツリーが林立する森は出来ない。水平方向に拡大すると食料生産の場を失う。便利な里山・低山は木材などの生産の場に、奥山は多様な生態系と水源林や保安林に、高山は保全を軸に整備を。

ディズニーが描く動物は善悪の2種類に分別。二元的自然観は善米・悪中の世界観に通じる。有機的なつながりの中で様々に振るまい、食物連鎖を構成する無数の生物の関係を見ない、好悪中心の自然観@magosaki_ukeru 映画:CIAはハリウッドを操り、外国はハリウッド映画で洗脳される。

里山復活は都市近郊の話。地方では野生動物被害が増加する。薮を刈ったぐらいではサルも防げない。薪炭生産も大規模には無理。里山・低山帯は木材生産を中心に。輸入に頼る限り、紙と木材需要で熱帯雨林破壊。日本の低山帯は熱帯雨林より高い生産力。資産寝かしの零細民有林を商業ベースにのせる必要。

RT放射能を考える佐久地区連絡会 ‏@STRKOO
@kidseearth 拡散願います。小諸市と フジコーポレーション 協定書2500Bqへ これははっきりと広域ガレキ受け入れを想定したもの。小諸市長も了解済か。 ここに埋め立てている多くの自治体に広域ガレキ受け入れの希望がある。まさにガレキころがしになる。

RT Kids' Earth[キッズアース] ‏@kidseearth
@STRKOO祖父たちはアメリカの演習場計画から浅間山麓の自然を守りぬいた。私たち子孫のために。私たちはその美しい町を放射能で汚す。ここが核廃棄物のゴミ捨て場になるんだよ!100年後の子どもたちの事考えようよ!小諸の人たち佐久の人たちそんなに無関心でいいの??

30数年前、軽井沢に移ってきた頃、むしろ旗を立てて米軍演習地反対運動を闘った何人もの人から、当時(昭和28年ごろ)の事を聞きました。「軽井沢を守った人々」(軽井沢文化協会)という本にまとめられています。@kidseearth @STRKOO ・・アメリカの演習場計画

@kidseearth @STRKOO 「軽井沢を守った人々」町の図書館にもあると思います。私も持っていますのでお貸しする事は出来ます。りんどう書店にもあるかも。県全体が取り組む大きな運動だったのに、軽井沢町誌(近・現代)にはコラムで少しだけ記述。軽井沢の正史からは抹殺されている

正史からは見えない軽井沢の戦後史では、塩沢の土屋吉衛さん(その本の編集人)ほど大きな存在はいない。既成の政治勢力から一歩距離をおきながら、行政や大資本と静かに闘っていた。今ここで起きていることに、土屋吉衛さんならどう立ち向かっただろうか。@kidseearth @STRKOO

6月2日
議院内閣制のため、与党と政府・官僚の境が判然としないところがある。国民が行政に対する不満を国会に向けたり、議員の特権を怒る。個人献金やカンパも重要だが、活動を経済的にも保障しないと、財界や団体代表か金持ちしか議員活動出来なくなる。議員定数削減などで国政調査力をそげば官僚の思う壺。

TPPを慎重に考える会で国会議員の情報開示要求を無視する官僚http://iwj.co.jp/wj/open/archives/17461 嘘・ごまかし・秘密主義。国会議員は右から左まで国民が選んだ代表。官僚は官庁が勝手に選んで育てた者で、国民は関与出来ない。大事故を起こしても、罷免されず、賠償もせず、権力に居残る。

東電は原発再稼働不可能と見切りこの夏に向け対策。一方、関西電力は一年間無為無策。経産省が原発運転を示唆していたようだ。北海道、北陸、四国、九州も原発比率が高いが総需要が小さいため急ぎの対策可能。唯一電力不足を脅しの種に使えるのが関西。原発復活の切り札として国と会社わざと対策放棄。

東電は福島第一はもちろん第二も稼働不可能。柏崎刈羽も地元が許さないだろうし、何よりも事故対策、被害者対策、放射能汚染対策どれも進まない現状で世論が許すはずがない。次に需要が大きく、原発比率が高い関西電力が原発復活の露払いに最適。中国・四国電力からの供給を隠せば不足を演出しやすい。

6月3日
どうしても増税したい野田政権と最大野党自民党が問責二閣僚の首をめぐってゴニョゴニョやり取りしている。二人の大臣を擁護する気はないが消費税とは関係ないポジション。人身御供、人柱。この20年は経済停滞、ギリギリの暮らしで自殺者も多い。命に関わる政策を中世の因習か田舎芝居の感覚で取引。

RT 岩上安身 ‏@iwakamiyasumi
昨日のインタビュー中継の実況を、遅れましたが今から連投します。 RT @IWJ_ch1: 「モンサントの不自然な食べもの」監督 マリー=モニク・ロバン氏 インタビュー始まりました。 #iwakamiyasumi @iwakamiyasumi

20年程前、軽井沢病院の芝生のに職員が除草剤を撒いていた。通学の子供達が座る所。病院が病気のもとを散布する事に抗議。モンサントは除草剤市場を席巻し、いま遺伝子組み換え農産物の導入をTPPで迫る。多様な地域特産品種が消えるだろう。IWJ動画http://iwj.co.jp/wj/open/archives/17982

生活保護申請窓口や児童相談所など、暮らしの見えにくい部分の判断は難しい。職員の裁量に暴力団や有力者なども絡む。厳正かつすばやい判断には人員と時間外勤務を要する。所得制限なしの子供手当やベーシック・インカム制度で、結果的に収入が多ければ所得税の累進税率を上げて回収する方が人件費減。

6月4日
新聞・テレビしか見ない人とは議論が成り立たない事がある。比較的ましな論者が登場しても、NHKは都合良く編集するし、民放や新聞はスポンサー・広告主の利益に反する事は出さない。限定を認識するなら先は自分で掘り下げる事だ。同じ論者が自分のサイトやツイッターでは自己責任で本音を展開も多。

テレビ依存の特徴は何でもを好き嫌いで分類する事。高額年金受給を批判すると、年金暮らしの人が嫌いかと聞かれた。積み立てた年金は歴代自民党政権と官僚達に食いつぶされたのに、いまだに積み立てた以上に貰っている。若者に税負担を強いるなら、貯金はたいて彼らに仕事を作り、安全な環境を与えよ。

急ぎのニュースはネットで読める。新聞の記事もテレビの映像も必要なら可能。それでも読みたければ図書館や病院の待合い室。新聞は一週間ぐらい遅れて読む事が多いが、その時差が面白い。ネットで真相や裏が見えてから新聞記事を読むといかに嘘ごまかし、記者クラブでのお上の垂れ流しが多いかが明瞭。

40年間銀行に定期積立て。満期で元本より多い払戻し予定。ところが銀行は放漫経営でピンチ。倒産すれば1000万円しか保証ない。じゃあこれから積立てる若者の分は元本割れにしよう。それでも足りない。貧乏人から税金取立てて銀行につぎ込もう。年金・消費税問題が私にはこう見えるが、いかが?

6月5日
関西電力の原発11基中7基が70年代から。寿命40年、無理に再稼働しても次々廃炉に。まだ新しいものをフル稼働させても、廃炉費用、火力新増設、借金返済等で経営破綻ではないのか?東電に続いて、原発に頼る電力会社は国有化や売却等、大転換は避けられない。発送電分離など根本的見直しが必要

RT 放射能を考える佐久地区連絡会 ‏@STRKOO
小諸市前市長が合意していた放射性セシウム新規500Bqの業者との協定。新市長になり、直ちに2500Bqに一本化合意(実質引き上げ)ガレキ広域処理の大きな防波堤、小諸市長の判断により決壊寸前! 小諸市に抗議の声を!生活環境課0267-22-1700 会では撤回を求めています

日本経済が強かった頃、リタイア管理職が退職前の(元)肩書きを刷り込んだ名刺を配り地域で威張る。その後、濡れ落葉とかワシ族と揶揄されて、今は公民館で男の料理教室に。中には蕎麦打ち自慢。市民運動でもXX大学(名誉)教授の肩書きが壇上に並ぶ。自ら学ばない市民が御用学者を育てている面も。


野田首相は原発を動かさないと経済と生活が成り立たないと言った。マスコミしか見ない人の中では、そう思っている人が多い。国民の収入が増えない間に大企業は多額の貯金。自家発電を導入し安く電気をつくれたはず。夏のピークは真っ昼間。家庭の需要は低い時間帯。経済も生活も成り立たないという嘘。

6月6日
荒れ地、火砕流、山火事の跡に先駆性植物が芽生え、陽樹が育ち遷移を繰り返し極相林へ。しかし地形・水系・微気象、多様な環境に適応し、遷移の途中段階の植物相も残り、多様な動物相を保持する。所かまわず究極の森、ホンモノの森を植えるのは移り行く自然の豊かさを知らないもの。そんな社会も危険。


奇跡の一本松と言われた陸前高田の松原に対し、森の防潮堤提案者はそこにマツを植えた事が間違い、一本松は失敗の象徴と言う。根が深く入らないマツは、津波で根こそぎ流されたと言う。しかし調査では、2〜300年生の太いマツは幹の途中からへし折られ、若いマツが根こそぎ流されたという報告あり。

海岸の砂浜に広葉樹なら深く根が入ったのか? 根の伸びは土壌、地下水位や地下水の塩分濃度にも関係する。ショウロ菌と共生するマツを勧める研究者もいる。数年単位の課題である瓦礫処理問題とは切り離して、100年単位で海岸林.海岸の利用方法、景観の問題は科学的合理性と住民の希望で考えよう。

潜在自然植生によって構成されるホンモノの森、究極の森をつくろうという考え方には、どこか優生思想、民族浄化思想につながるものを感じる。究極のゴールを目指して走るのが自然なのか、人間なのか? 置かれる環境、生まれる境遇は様々。出たとこ勝負の出来心、私の性にはその方が合う。

丁寧に話してくれる反原発の専門家達に甘えていないか?専門分野の話を理解するにはそれなりの予備知識が必要。議論を深めるためには先に自ら学ぶこと。拝聴するだけの安易な姿勢は御用学者依存とかわらない。講演会の録画を公開し復習も必要。原発推進ガイア理論の映画を上映する反原発市民の不勉強。

TPPで遺伝子組換え生物が次々入ると在来の近縁種と交雑する。既に輸入ナタネ移送ルートでは遺伝子汚染が見られる。在来農産品種、在来生物が消えて行く。食料支配から世界支配へ。以下はSF話/貧困層の精子卵子に植物遺伝子を組入れて光合成で食料不要に。太陽光と二酸化炭素と水で働く緑色奴隷。

若い頃、家畜人ヤプーという小説を読んだ。日本人は道具に改造されて家畜化。椅子にされて女性をのせる主人公のもだえ。暗に日米関係を揶揄。近未来、植物遺伝子を組み込まれた緑色人種がつくられ、昼間は二酸化炭素と水からエネルギーを得て働かされ、夜は活動停止。白い人は働かず美食と夜を楽しむ。

6月7日
瓦礫の広域処理。基本的には自治体の自治の問題で、住民の合意で進めることだろう。しかし国が定めて守られてきた放射性物質の取り扱いに関する法律に抵触するならば自治体で判断するのは不適切。健康や命の問題で基本的人権を犯す可能性があれば多数決になじまず、少数者や個人の拒否権を考慮すべき。

ネットで国会院内集会や議員インタビュー、TPP慎重会(例http://www.ustream.tv/recorded/23130871)等を見ていると、政府に属さない国会議員の重要性が解る。と同時に彼らが追及する政府官僚の正体が見える。議員定数削減は官僚の思う壺。ボス、業界・団体・組織代表、二世議員、官僚出身が当選。

この一年、パソコンを持たない人にはインターネットを勧め、持っている人にはネットで発言を勧めてきた。マスコミは本当の事を伝えていないと言いながらも積極的にネットを使わない。座っていれば届くマスコミ。ネット動画などの受信者数はマスコミの1万分の1。今さらなのだが紙媒体も必要だろうか。

・・は終るという表現が多い。何も終らないし、終らせるわけにもいかない。瓦礫広域処理は政府が裏の目的を隠して迫る人為。汚染を拒否する住民に正当性。カツオの汚染は止められない。測定を公表し個人の選択@akirarituko・・ 鹿児島産かつおのたたき・・ガレキの焼却・・九州の食は終る

スマホの普及でむしろマスコミから本格的なインターネットへの移行が減りはしないか。スマホでのネット受発信を読むといくらか短絡的で、検証や思考が深まらない気がする。測定の環境や精度抜きに数字が一人歩き。パソコンではツイッターやブログを読みながら、内容に疑問あれば同時に裏取り検証可能。

市民が各自線量やベクレルを測るのは自身の安全を願う当然の権利。しかし、測定の環境や精度は様々。その数字を安易にRTするのはどうか。数字は考えるとっかかりで結論ではない。同じ数字でも、環境線量や給食のように強制されるものは、個人が選択可能な市販食品より一桁低い受忍限度にすべきでは。

6月8日
がん保険(第3分野)に参入できず、多くの国内保険会社がつぶれた。アメリカにからめとられてきた経緯http://iwj.co.jp/wj/open/archives/18344見応えのある当時の現場報告と官僚とのやり取り。がん保険という概念が育たなかった背景に、当時ガンを本人に告知しなかった日本人の習慣があったと思う。


生保業界に第3分野がん保険という概念がなかった。政官業トップに、癌は告知されない方が幸せという思い込みがなかったか。死亡保険と違い、診断告知申請をへて手術や入院費用が出るがん保険は、当時の知らしむべからず寄らしむべしの医療に馴染まなかった。今もその精神風土が政官に残るTPP交渉。

自身の健康や命に関わる情報について必死に知ろうとする事を、どこか軽蔑するおかしな達観、ダンディズムが日本人にある。人事を尽くサズして天命を待つ、ハゲタカにとっては美味しい餌食。政府も官僚もマスコミも本当の事を言わないと知りながら、自ら情報を探し判断し対策をとる事に冷淡な精神風土。

野田首相は大飯原発再稼働の必要性について、国民に直接話すという。NHK ラジオは朝から、「これで福井県知事が求めている再稼働の条件を満たす」と繰り返し報道。知事同意のためのパフォーマンス。民主主義では、主権者に話すという事は、その結果生じる主権者の選択を尊重することを意味する。

その尾瀬(群馬県側)は東京電力の山という皮肉。水利権と過去に発電所計画RT@HayakawaYukio 尾瀬は、前橋・高崎と同じかもっときれい。尾瀬だけは、関東の山の中で、私だって行きたいと思う貴重な自然。赤城山から男体山までの前山が盾になって、南から迫る放射能から尾瀬を守った。

尾瀬国立公園の土地4割(群馬県側は全て)、特別保護区の7割が東京電力の所有地。水を飲めば東電の水。木道にも東電の焼き印。日本の自然保護運動出発点の一つは50年代の東電尾瀬原ダム計画反対運動。96年にやっと発電所正式断念。公平を期すなら、現在東電は積極的に尾瀬を守る活動を展開。

冤罪事件がまた一つ解決に向かっている。良かったと思う反面、事件当初から多くの雑誌記事で冤罪であることを知りながら、何もしてこなかったなあと思う。小沢事件に較べると社会的影響が小さいからという事ではない。マスコミに頼らず、自分から情報を採れば採る程、言い訳が出来ないことが増える。

RT yokoyama ‏@karuizawaleaf
公務員さんの職域加算も遠慮してもらったら?だって民間は血の滲む努力をして税金を納め、その上にボランティアまでして地域や日本を支えているんだよ。自営業者の国民年金の一階建てをあざ笑ってるような3階建ての年金がもらえる公務員の姿が見えてしょうがない。

@karuizawaleaf 年金制度を手直ししても、現役時代の格差は退職後もそのまま、寿命が伸びた中で30年前の給料を引きずる。第二の人生ぐらいは「ご破算に願いましては」で平等なスタート、それまでに充分な給与・退職金格差。社会保障+福祉からベーシック・インカムへの発想大転換も。

6月9日
会見や事故調などで、責任ある立場の人が表明する「事故当時命がけで収束にあたり、今も現場で働く人々」に対する賞賛と感謝。しかし、事故の前後で何ら変わらない賃金格差、下請け労働者に賃金ピンハネ。日当10万の危険な仕事が労働者の手元には5分の1に。ピンハネされた金は地元会社や有力者へ。

国会事故調で東電清水社長(当時)発言「中越沖地震の教訓でつくった重要免震棟がなかったら、ゾッとする」 福一事故がもっと大きな被害になった可能性、東通、女川、福島第二、東海がそれぞれ運良く際どい所で事故を免れた事を考えると、大飯原発が安全とは何を根拠に?野田佳彦の視線はどこへ向く。

RT yokoyama ‏@karuizawaleaf
小学校のPTA講演会に細川佳代子さんがいらした時ペットボトルのふたの収集は素晴らしいと力説していた。先月も回収があり子たちが「一人いくつ以上持参するように。」ということでわざわざペットボトルの飲み物を購入した。経済をまわして官僚の思惑に一役買ったということか(-.-;)

@karuizawaleaf このような慈善事業は昔からあった事を少し前のブログに書いた。http://maystormj.exblog.jp/15448798/意識や目的にとらわれて、方法や結果を検証しない事は残念ながら市民運動の側にも見られます。背景に数学・理科教育の軽視、合理的思考や議論を排除する風潮が。

庭山由紀さん早川由起夫さん横川圭希さんのだらだら話http://iwj.co.jp/wj/open/archives/18134表現方法の違いや前提条件が見えないことで噛み合わせの悪さも感じるが、いま忌憚のない議論が必要な時。@kidseearth @niwayamayuki 庭山さんに憧れます・・こうなりたい・・

私が市民運動に参加する時、目的に共感する事当然だが、運動が基本的に自立する個人によって構成・運営される事が重要。運動内に別の規範に従う組織がある二重構造は市民運動として望ましくない。例え政党人であれ個人として参加すべき。いっときのイベントを協同してつくるのと、持続的運動は異なる。

6月10日
首相官邸前での原発再稼働反対行動ネット映像を見る。東京まで新幹線1時間余とはいえ、仕事と交通費を考えると簡単にはいけない。地元でのデモは年に数回。地域社会へ向けて、意思をどう伝えるか。このままではマスコミ住民とネット住民に二分。車社会で街頭の演説も署名運動も困難。持続的紙媒体か。

集会や講演会・上映会などでたまに地域の人達が集まっても、歌、講師の話、映画など一方通行のまま終る事が多い。原発に反対し放射能に不安を持つ人は同じ方向の表現に同調出来るが、そうはいっても経済や生活をどう変えるのか疑問に思う人には溝が埋まらない。同調者の間でも率直な意見交換が少ない。

地元では各地で焼却した汚染灰を埋め立てる民間処分場が問題になっている。瓦礫焼却の是非はまだ各地の住民間で一致していない。しかし環境から回収し焼却濃縮した毒物を、長年月の管理が出来ない形で環境に再び置くのでは危険を冒して焼却した意味がない。地元にある汚染土壌、植物等の処理法も不明。

地球は温暖化しているか?温暖化は二酸化炭素増加のせいか?温暖化は良くないことなのか?様々な角度から検証が必要。日本だけが二酸化炭素減少に取り組んでいるという主張があるが、米・英・独・日の中でこの30年間、一次エネルギー消費量と二酸化炭素排出量が増えているのはなぜか日本だけだ。

by maystorm-j | 2012-06-28 07:26 | Twitter M.Journal
2012年 06月 25日
森(緑)の防潮堤について/強度の検証と郷土の設計図が見えない
震災瓦礫のうちの可燃瓦礫を全国にばらまいて焼却し、汚染が濃縮される焼却灰を各地で埋め立て処分させようと、政府は強力に進めています。その目的とするところは「震災瓦礫広域処理は放射能アレルギーの減感作療法/Twitter Maystorm Journal 3月11日〜20日 まとめ」に書きました。海外の「原子力先進国」では、放射性物質をやたらに移動させることは非常識、という指摘もその通りだと思います。

このような、言わば総論的捉え方の一方で、震災瓦礫は福島県から岩手県の海岸に広く発生し、その放射能汚染濃度はいろんなレベルがあります。瓦礫を抱えている被災自治体の事情も様々で、自力処理が可能と言っているところもあれば、広域処理を望んでいるところもあります。自力処理が可能なところでも、焼却場の性能によっては汚染を地域に拡げる可能性もありますし、セメント工場で利用するという「妙案」でも、セメント製品の検査は行われていますが、環境への放出は不明な部分があります。

受け入れる側も一様ではなく、関東圏のように岩手・宮城よりも汚染が高い地域もあれば、ほとんど汚染されていない九州もあります。広域処理の目的が効率的・合理的処理にはないので、運送費等コストパーフォーマンスや施設の性能、環境への影響など、本来事業として検証すべき事柄が無視されています。さらに問題なのは、焼却しても放射能は消えず、数十倍の濃度に濃縮されて灰の中に残ります。その灰の処分・管理方法が自治体や業者まかせで、環境への漏出が予想される埋め立て処分とされている事です。

一石二鳥を狙う森の防潮堤計画、その問題点
被災地と受け入れ地の双方にいろいろな問題点があり、それについて議論を深める事が望まれますが、利害の衝突を避ける一石二鳥の解決策として登場したのが「森(緑)の防潮堤」計画と言えます。宮脇昭氏が主張するその計画は、木質の瓦礫もコンクリート瓦礫も土と混ぜて土塁を築き、その上に氏がかねてより潜在自然植生と呼んでいた照葉樹を植えて防潮堤とするものです。

植えた木の根が深く土塁に入り、コンクリートの塊を抱いて抜けにくくなり、津波にたえられるといいます。私は土木工学をきちんと学んだことがないので、その強度について積極的に論ずる事はできませんが、山林に降る雨では、高い密度で木に覆われた傾斜地は裸地に較べて、流下する水に浸食されにくい事は確かです。しかし、軽い木質瓦礫を含む比重の軽い土塁が、雨水の流下とは桁違いの大きい量と衝撃力をもつ津波に耐えられるかは、全く異なる強度計算と試験が必要な事は想像出来ます。

混入した木質瓦礫が分解すれば植栽樹木の肥料となり、土壌は空隙が多くなって樹木の生育に適していると主張しています。一般的にはその通りですが、津波に対する土塁の強度となると、まったく異なる想定も必要でしょう。フカフカした森林の土壌は水が浸透しやすく、保水力が高いので山林では好ましいものですが、土塁としては冠水した際には急激に水が浸透することで強度が落ちる可能性があります。特に津波の前に大きな地震動があれば、内部構造が均質ではない土塁に多くの亀裂が生じてさらに水が浸透しやすくなるでしょう。

もともと柔らかく比重の低い土塁に水が浸透すれば、津波の第2波・第3波に対して強度が下がるだけでなく、水が堤体を越えた場合には浮力が生じて、水平方向の力に抗しきれなくなります。越流水で土塁の陸側が洗掘される可能性もあります。それに対して、ネットを被せるという珍案がでていますが、100年先まで考えているのでしょうか。前例のない提案ですので、調べてもこれらの強度については資料・データが見つかりません。類似する堤体で水を貯めるアースダムやロックフィルダムなどから類推する事も、考える材料にはなります。

防潮堤の高さと体積、瓦礫の量
津波が堤体を越えた場合には、強度が弱まり、引き波や第2波・第3波に耐えられる保障はなく、堤体が崩壊した場合は樹木・土砂・コンクリート塊を含んだ土石流の状態で市街地に流れ込み、被害を大きくする可能性もあります。やはりフィルダム同様に水が越えない高さとすることが前提ではないかと思われます。その高さを20mとするのか30mとするのか、仮に20mの高さで底辺を50mと想定してみます。断面を三角形としますと、断面積は500平方mとなり、延長1kmでは体積は50万立方mとなります。提唱ではかまぼこ型のマウンドと言っていますのでもう少し大きくなるでしょう。

土と混ぜてつくるのですから、瓦礫の割合が2割では10万立方m、4割ですと20万立方mの瓦礫が埋められます。宮脇氏は東北から北関東まで総延長300km大堰堤・ホンモノの森を提唱していますが、100kmで瓦礫1000~2000万立方m埋められます。この計算にはいくつもの仮定があり、大雑把なものですが、震災瓦礫全量が2千数百万トンで比重を仮に2としますと体積はその数字の半分、3としますと3分の1になりますので、比較する目安にはなるでしょう。全量を埋め立てられるわけではありませんので、実際には多くても数10km分の瓦礫しかないという事になりそうです。

被災地では土が不足
この計画に従えば、瓦礫は簡単になくなってしまいそうですが、もう一つ問題があります。マウンドは瓦礫だけで造れるのではなく、瓦礫の何倍かの土を必要とします。現在、被災地では津波で流された田畑の再生や、沿岸部の地盤沈下埋め戻しで、大量の土が必要になっているようです。山から土をとって運んでいるようですが、土の価格も上昇していると言われています。山の荒廃を防ぐためにも、無制限に土がとれるわけではありません。放射能汚染の程度が問題にならないレベルであるなら、瓦礫は地盤沈下部に埋め立てることが先のようにも思われます。

郷土の設計図が見えない
ここまで、森の防潮堤計画について、直接の疑問点を書いてきましたが、それ以前の問題として、その地域を今後どのように再建していくのかという出発点が語られていないことに気づきます。森の防潮堤に限らず、コンクリートの防潮堤もその高さが、防潮堤で守るべき町の見取り図が描かれないままに議論されています。高台に移転するのか、沿岸部に水産業、工業なのか、住民自身が描くべき未来像を置去りにして防潮堤が上から語られている気がします。

住民がもとの松原を再建したいのであれば、その内側を海浜公園として、居住区域や産業地域との間に国道や鉄道をかさ上げして防潮堤とする事も考えられます。大きな町ではホテルや商業施設、公共施設を高層化して防潮機能を持たせる事もあり得るでしょう。いずれにしても今後何百年も産業・文化・歴史をつくり続ける郷土の設計が先で、3年か5年かという瓦礫処理に振り回されているのは、広域処理にしても、森の防潮堤にしても、さらにコンクリートの大防潮堤にしても、一部のゼネコンや大企業を潤すだけではないでしょうか。

この後に、森(緑)の防潮堤について書いたTwitter の記述を早いものから順に掲載します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3月25日
緑の防潮堤という提案がある。森に憧れる都会の人には受けが良いだろう。比重の軽い木材や可燃物瓦礫を含み空隙の多い土の山の強度は?地下水脈のない人工の山に植えた木の根は深く延びるのか?塩分の影響は?充分な強度がなければ、津波は緑の防潮堤を崩して土石流の状態になり被害を増やさないか?

ロックフィルダムという工法。岩を積み上げたダムで、コンクリートの巨大防潮堤のような従来のダムとは異なる。岩の間に水が浸透すると浮力が生じるため遮水が重要。津波の第一波が緑の防潮堤を乗り越えた時に生じる浮力。第二波、第三波で土と瓦礫と木の山が浮き崩れれば、海水は土石流と化す可能性。

5月1日
緑の防潮堤計画。土木工学上強度の裏付けがあるのか?木質瓦礫を含む堰堤を津波が越えれば水が浸透。浮力が生じる。第2波3波に耐えるか?余震で液状化しないか。福島では震災でアースダムが決壊、7名犠牲。アースダムやロックフィルダムでは水の浸透を防ぐ事が重要。決壊すれば土石流状態で被害増。

陸前高田の松原は津波で流された。宮脇昭氏は、松を植えたのが失敗だと言う。岩手・宮城の海辺でたくさんの松を見た。磯に続く岩場に根を下ろした松は津波に耐えた。高田の松原は砂浜。広葉樹なら残ったのか?塩分の地下水へ深く直根を伸ばしただろうか?白砂青松が自然に適応した歴史も破れた歴史も。

5月2日
田老の破壊された防潮堤。鉄筋は見えなかったが入っていたのか?重力を頼りに積み上げられただけなら、水が堰堤を越えて浮力が生じた可能性。時速100kmでぶつかる水の壁に、宮脇昭氏、青山貞一氏と池田こみち氏の提唱する防潮堤が耐えられるのか?実際に波をぶつけるモデル実験と強度計算が必要。

緑の防潮堤。堰堤は水を浸透させない事が基本。フィルダムなど粘土を突き固めで不透水性の中心部を作る。木質瓦礫を混ぜてグサグサの堰堤に地震動で亀裂が入れば、津波の水は容易に浸透。青山貞一氏のモデルではコンクリートで囲われた瓦礫の上に緑の堰堤。下段のコンクリ構造も上段の土盛りも強度は?

防潮堤の強度は次の災害で住民の命に直結する。綿密な強度試験必要。瓦礫処理と一石二鳥という発想自体が安易すぎる。コンクリート瓦礫を石材として使うのは解るが、まず考えるべきは町の基本設計。環境大臣がパフォーマンスで出る問題ではない。大槌町のモデルに津波をぶつけてテストする事は不可能。

宮脇昭氏の考えは潜在自然植生・極相林をホンモノの森とする。究極の状態が強く正しいと。草原や陽樹林など遷移の途中はニセモノ。微地形・微気象に適応する多様性は視野の外。自然観に違いはこの際おくとしても、タブ等の被覆で土と木質瓦礫の堰堤は津波越流水による洗掘に耐えるのか?人命に関わる。

5月3日
宮脇氏が植えて津波に耐えたモデルと紹介する多賀城市のイオンを訪れた。幅1~2m、長さ数10mの低い土塁にまばらな照葉樹の列。一部は損壊? 海から約1km、海側には屋根付き駐車場。実証例とするにはあまりにもお粗末。スギ林は津波で流されたと言うが、塩水で立ち枯れた多くのスギを見た。

宮脇昭氏の緑の防潮堤を批判してきた。根底には自然観の違い。究極の森を是とするか、変遷と混沌を楽しむか。人生の大半、もの作りを生業としてきた。これこそホンモノと言える出来上がりはない。明日はもう少しましなものをの連続。業界の頂点にはわれこそホンモノと言う巨匠・鉄人・職人がひしめく。

5月7日
緑の防潮堤。何度も言うが、その強度を土木工学から検証したのか?ネットを検索しても言及がない。原発安全神話と同じ楽観と願望。浸水しやすい軽い土塁が繰り返す津波と余震で崩壊すれば、海水だけの津波より大きい破壊力に。モデル実験と強度計算を徹底した上でなければ、人命に関わる無謀な提案だ。

5月10日
緑の防潮堤とホンモノの森がネットに溢れている。宮脇昭氏はホンモノの森のモデルは鎮守の森だと言う。鎮守の森にも人手が入っている。いきもの達は環境や時間の流れに応じ、多様かつ変化し続ける。本物という状態があるのか。生物多様性を声高らかに主張しいていた生物学者も行政もなぜ沈黙するのか?

6月1日
10年ぐらい前、ある市民大学で某大学の先生が、森は炭素を貯めると話した。どこにどんな形で貯めるか聞いたら、土の中にとの答え。砂礫地に新しく発達する森や低温で分解せず泥炭などが発達するならともかく、エコロジー派が好きな安定したホンモノの森(極相林)では、炭素の収支はあまり変化しない

森が炭素を吸収するという人は、森が無限に拡大すると言うのか。重力があるため、垂直方向には限界がある。スカイツリーが林立する森は出来ない。水平方向に拡大すると食料生産の場を失う。便利な里山・低山は木材などの生産の場に、奥山は多様な生態系と水源林や保安林に、高山は保全を軸に整備を。

里山復活は都市近郊の話。地方では野生動物被害が増加する。薮を刈ったぐらいではサルも防げない。薪炭生産も大規模には無理。里山・低山帯は木材生産を中心に。輸入に頼る限り、紙と木材需要で熱帯雨林破壊。日本の低山帯は熱帯雨林より高い生産力。資産寝かしの零細民有林を商業ベースにのせる必要。

6月6日
荒れ地、火砕流、山火事の跡に先駆性植物が芽生え、陽樹が育ち遷移を繰り返し極相林へ。しかし地形・水系・微気象、多様な環境に適応し、遷移の途中段階の植物相も残り、多様な動物相を保持する。所かまわず究極の森、ホンモノの森を植えるのは移り行く自然の豊かさを知らないもの。そんな社会も危険。

奇跡の一本松と言われた陸前高田の松原に対し、森の防潮堤提案者はそこにマツを植えた事が間違い、一本松は失敗の象徴と言う。根が深く入らないマツは、津波で根こそぎ流されたと言う。しかし調査では、2〜300年生の太いマツは幹の途中からへし折られ、若いマツが根こそぎ流されたという報告あり。

海岸の砂浜に広葉樹なら深く根が入ったのか? 根の伸びは土壌、地下水位や地下水の塩分濃度にも関係する。ショウロ菌と共生するマツを勧める研究者もいる。数年単位の課題である瓦礫処理問題とは切り離して、100年単位で海岸林.海岸の利用方法、景観の問題は科学的合理性と住民の希望で考えよう。

潜在自然植生によって構成されるホンモノの森、究極の森をつくろうという考え方には、どこか優生思想、民族浄化思想につながるものを感じる。究極のゴールを目指して走るのが自然なのか、人間なのか? 置かれる環境、生まれる境遇は様々。出たとこ勝負の出来心、私の性にはその方が合う。

6月7日
瓦礫の広域処理。基本的には自治体の自治の問題で、住民の合意で進めることだろう。しかし国が定めて守られてきた放射性物質の取り扱いに関する法律に抵触するならば自治体で判断するのは不適切。健康や命の問題で基本的人権を犯す可能性があれば多数決になじまず、少数者や個人の拒否権を考慮すべき。

6月10日
地元では各地で焼却した汚染灰を埋め立てる民間処分場が問題になっている。瓦礫焼却の是非はまだ各地の住民間で一致していない。しかし環境から回収し焼却濃縮した毒物を、長年月の管理が出来ない形で環境に再び置くのでは危険を冒して焼却した意味がない。地元にある汚染土壌、植物等の処理法も不明。

地球は温暖化しているか?温暖化は二酸化炭素増加のせいか?温暖化は良くないことなのか?様々な角度から検証が必要。日本だけが二酸化炭素減少に取り組んでいるという主張があるが、米・英・独・日の中でこの30年間、一次エネルギー消費量と二酸化炭素排出量が増えているのはなぜか日本だけだ。

6月17日
津波被災地の町の設計が決まらないうちから、防潮堤の高さを住民に決定させようとしている。急ぐ理由はゼネコンへのばらまきか。浸水区域の再開発。居住するのか高台移転か。農業・水産業か、工場誘致か、観光か、海浜公園か眺望と景観か。土地の利用方法によって、どこまで強固な防潮が必要か異なる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

by maystorm-j | 2012-06-25 08:05 | 社会
2012年 06月 19日
核アレルギー払拭の行方・ベーシックインカムについて / Twitter MaystormJournal 5月21日〜31日まとめ
政府は九州などの放射能汚染が低い地域へも瓦礫の広域処理を進めています。運良く今回の事故ではあまり汚染しなかったところに、リスクのあることを強行する意味はなんでしょうか。東北や関東圏のように既に住民の累積被曝量がある程度高いところで焼却すれば、さらに被曝させて健康被害リスクが高まるから、被曝量が低いところで処理してもらえないかという要請なのでしょうか。それなら「私たちは恵まれているのだから、多少の危険を冒しても受け入れましょう」という考えもあり得ます。もちろん、その場合も住民に対する説明の徹底と合意の形成が必要でしょう。

しかし、政府は焼却による危険はないと言っていますし、福島以外の東北では住民の累積被曝量は健康に影響があるほど高くはないと言っています。それなら高額の運搬費用をかけて九州で焼却する意味はありません。むしろ、全国に拡げること自体が目的という事なのでしょう。運搬費用を業者にばらまき、処理費用を自治体や業者にばらまく事。さらに、絆を旗印に瓦礫受け入れという「象徴的な儀式」を通じて、汚染の低い地域に残る放射能アレルギーを払拭する事にあると思われます。

放射能(核)アレルギーを払拭する目的には、二つの側面があるでしょう。一つは、原発導入の当初
からあった原爆保持の願望です。それは原発50年の歴史の中で、推進側からそっと語られてきたことですが、原発廃止の民意が高まる現在は、自民党や読売新聞などは公然と声を上げ始めています。

もう一つの目的は、「トイレのないマンション」といわれる核廃棄物処理の問題が、国民に広く知られる事となってしまい、核燃料サイクルも破綻し、低レベルであればどこにでも埋め立てられるようにしたいという狙いが見えます。低レベルの環境汚染が健康被害を起こしていると証明されるのはずっと先の事だろうから、今のうちに多少の汚染には鈍感にしておこうという事です。こんどの事故で放出された放射能だけでなく,今後寿命に達した原発の解体処理で出てくる放射能の処理をも各地に押し付けられるのです。

消費増税に反対する国民の意識を、福祉に頼る人を叩いて鬱憤をはらす事でねじ曲げようとする策動が、国会とマスコミで展開されました。福祉というものには、一定程度以下の生活しか出来ない一部の人々を救済するという一面があります。そこでは対象者の生活実体や生活能力を査定して、基準以下であれば救済するという作業が必要になります。公平な査定をしようと思えば、細かい査定基準とそのための査定者の充実を要し、人件費増と査定者の権益・権力が生じます。有力者や暴力団が査定に介入する事も起きます。

行政を肥大化し人件費をかけるより、最初から最低限の生活を保障する収入を均等に配った方が効率的だという考え方があります。折々、ベーシック・インカム(BI) について考え書いても来ました。経済学に強くないので、その実現可能性について整然とのべられませんが、最初から生活を保障すると人間は働かなくなるという批判について、すこし述べます。現状では、働かない人は生活保護に向いますが、働く意欲がないのか、能力がないのか、環境がないのかを査定し選別するために高額所得公務員が動員されて、不当に生活保護を受ける人を排除して浮く税金より、排除するために要する人件費経費の方が高いという事になりかねません。

私は工芸制作を生業としていますが、代々続く伝統工芸など一部の作家を除くと、多くの制作者はかなり厳しい暮らしをしています。作品だけでは暮らせず、アルバイトをしている人も多いのですが、いいもの、新しいものを作って行く上では時間がもったいないなあと感じます。作品を買って使い楽しむ側の人にとっても、出来る数が少なければ値段は高くなって、容易に良いものを使えなくなります。作品の流通にかかわる人の仕事にも影響します。最低限の生活を保障することが、いい仕事をたくさん生み出し、社会全体の豊かさにつながる可能性があります。このプラスの循環は、他の仕事でも当てはまるのではないかと思います。



Twitter MaystormJournal 5月21日〜31日 まとめ

5月21日
今日は日食、明日はスカイツリー。マスコミが話題に事欠かないとき、その陰で気がついたら原発が動いていた、なんて事がないようご用心。権力者達がよく使う手だ。お祭り好きな日本人は浮かれやすいのか。閉塞感の強い日常を生き抜く術なのか。美空ひばりの歌う「お祭りマンボ」後の祭りか祭りの後か。

5月23日
学者物書き絵描き物作り業界ではこれを盗作と言う。普通は良いものを盗む@kidseearth 今朝の信濃毎日新聞・駒ケ根の業者が福島産米を「長野県産表示」だって・・私たち母親必死なんだよ。子どもたちに安全なもの食べさせたく・・これじゃ、他の県内の生産者への信頼だってなくす。ひどい

偽装というゆるい表現ではなく詐欺罪。仕事に対する誇りを捨てる自殺行為@kidseearth 今朝の信濃毎日新聞・駒ケ根の業者が福島産米を「長野県産表示」だって・・私たち母親必死なんだよ。子どもたちに安全なもの食べさせたく・・これじゃ、他の県内の生産者への信頼だってなくす。ひどい

『きっこ ‏@kikko_no_blog
チェルノブイリ原発から80キロのところにある町では日本よりも厳しい食品の基準値を定めているのに生まれた600人の赤ちゃんのうち230人に蘇生措置が必要だという。これらの赤ちゃんは奇形や先天性の重疾患。食べ物に気をつけていてもこれが「放射能汚染された場所で暮らす」ということの現実。』

過去、先天性の障がいは様々な言葉で呼ばれ、社会から差別や抑圧が働いた。呼び方を言い換えるだけで現実が変わるものではないが、呼ばれる側の気持ちにも配慮を求めた内部被曝研究会総会シンポにおける山田真さんの願いを受けとめたい。@kikko_no_blog・・・ これらの赤ちゃんは・・・

5月24日
石原都知事、オリンピック誘致の本格化。今は東北に一円でも多く投入したい時。長野冬季五輪誘致では多額の賄賂がIOC委員へ。公職ではないため違法とされない。IOCは一種の貴族サロン。露骨なたかり集団。今後どれだけの税金や裏金が使われるのか。国民の支持率最低が救い。マスコミ大動員の予感

5月26日
原発、TPP、様々な問題で官僚達の発言を聞く。市民側との違いは?政策がもたらす効果を語るが、現実感も実現感もない願望の延長線。東大卒等は幼少からエリートの道一筋。願望が障害もなく実現してきた環境と経歴。自己と組織の無謬性を過信、悪意や敵を想像不能、国民や社会は操作可能という意識。

生活保護受給者に対しては、学校でも給食費徴収で特定されない配慮。受給者個人に対するバッシングの裏には、厚労省による受給基準の切り下げ策動。それにしても正義や道徳を振りかざしながら、巨悪は見逃し、すり寄る者達の多いこと。/yokoyamaさんRT/次長課長河本母の生活保護問題経過

九州に震災瓦礫持込みを阻止する座り込みで2名の逮捕者。焼却処分では排気ガスで放射能放出の可能性が指摘されている。人為的暴力的な被曝強要に対し、窮鼠猫を噛む運動は否定出来ない。しかし焼却場前の道路が1万人の市民で埋まるなら、静かに危険を排除出来たはず。無関心と暴力の連鎖にはまるな。

5月27日
小沢氏起訴を決めた検察審査会に対する東京地検特捜部の報告書捏造事件。明晰緻密な解析で露呈する法治国家の根底を揺るがす事象。2012/05/24 「健全な法治国家のために声を上げる市民の会」記者会見http://iwj.co.jp/wj/open/archives/16838民主主義を育てる市民の責務。マスコミの堕落。

検察審査会が非公開なため、地検特捜部や補助弁護士等の働きかけの実体は見えなかった。提出した報告書が全くの捏造であるという事はばれないと思ったのだろう。「・・市民の会」が報告書を手に入れる以前からマスコミ数社はもっていた。報道の自由は国民の知る権利を代行するもの。自由と責任は一体。


軽井沢に増えた新住民。退職金で購入した家で悠々自適の年金暮し。その庭を荒らすサルの群れを追い払う役場臨時職員は手取り月15万程度。住民からは「殺せと可哀想」苦情の十字砲火が浴びせられる。現在年金で暮らす人は払った以上に貰っているが、いま年金を納めている人は将来払った分以下の受給。

事故のバス運転手と雇用会社に対し、事故が「起きた」ではなく「起こした」と表現。原発でもそうあるべき。事故は起きたのではなく国策で運転していた東電が起こした事故。起こした側の政府首相が「私のリーダーシップで再稼働を判断する」という異常。6/28関西電力株主総会までは待てないと前原。

チェルノブイリでは国の手配したバスとトラックで住民と共に家畜も避難。早い時点でなら家畜も移送して一定期間クリーンな環境と餌で放射能は減らせたはず。福島では病院の取り残された患者、安全な行き先を指定されず高濃度汚染地域を右往左往させられた住民。生きていた可能性のある津波被災者放置。

5/22北九州市の処理場で汚染瓦礫を持込むトラックの前に座り込んだ市民を悲鳴と怒号の中、警官隊が実力排除した。放射能汚染物の移動や一般ゴミと混合処理、簡易埋め立てなどは異常な行為。諸外国では市民が蜂起したアラブの春と同じに見えるだろう。これが続けば日本は危険で異常な国と見られる。

5月28日
国会事故調で3.11直後の政府・東電の動きが明らかにされる。東電本社に統合本部を作った事で有機的に機能する対策が可能になった。女川と東海はギリギリ助かったが、別々の本社がある三つの発電所が事故を起こしていたら統合本部は作れたか。大飯を含む若狭湾の原発銀座も3社、本社は東京にない。

5月29日
現場で困難な活動が続く中、東電首脳部は事故対策から撤退放棄しても想定外の自然災害を理由に責任を問われないと考えたのではないか。官邸が本社に乗り込んで統合本部を設置した判断は正しかったのだろう。しかし東海か女川も同時暴走していたらそれも不可能。若狭湾原発銀座ではどこに統合本部設置?

東電の事故対策や賠償には莫大な国費投入、各地の放射能対策でも税金が使われる。実質国営企業。にもかかわらず杜撰な労務管理。何段もの下請けでピンハネ。暴力団絡みの手配。追跡されない健康状態。労働者への取材拒否。官営事業ならありえないが、筆頭株主石原都政なら逆に東電方式を導入するかも?

若狭湾原発銀座。関電、北陸電、原電の本社は各地に。福島原発事故は東電本社と官邸・経産省が偶然近くて連携可能。大地震で事故が同時多発すれば、東電のように統合対策本部で有機的な対応は不可能。@magosaki_ukeru 脱原発・関西電力・・大事故起これば東電と同じく逃げればいい・・

生活保護世帯や援助を受ける障がい者・児童に対するバッシングは、地域社会では今も根強い。自己肯定感、正義の側にいるという安心感が欲しい弱者がバッシングのターゲットを求める。何かを隠したい権力にそそのかされた憂さ晴らし。福祉にたかる暴力団関係者などをバッシングの対象にする事はない。

国会事故調で菅氏「学校20mSvは文科省・安全委等関係者の議論で決まった」実体は文書の行き来のみ。安全委員会が了承しなかった事は昨年4・5月ブログに書いた。記述を見直すと、安全委のICRP路線を無視し、より緩い基準を適用したい文科省、放医研、山下グループ、対策本部の暴走が見える。

5月30日
どうでもいいようなことですが、あまりに長年月続くので、ちょっと一言。どうして政治家、ジャーナリスト、知識人、市民運動家などの多くが、シミュレーションをシュミレーションと言い、半分ぐらいの人達がパネリストをパネラーと呼ぶのだろう。下らないと思いつつ、気持ち悪いので。

若狭湾には原発銀座と呼ばれる程多くの原発。文殊を除いても会社は関西電力、北陸電力、日本原電の3社。多くの活断層。地震で複数の原発が壊れれば、どのように対応出来るのか。どこに原災本部を置くのか。福島は想定外のシビア・アクシデントというが、4炉が壊れた割には極めて幸運にも小さな被害。

国会事故調、佐藤福島県知事参考人質疑を見る。県政・知事はひたすら正しく対応し、悪いのは全て政府という主張。ひとかけらの反省も見えない。原発誘致の県史もプルサーマル承認も交付金も忘却。このような首長を戴く福島県民の不幸。皆がこの知事に投票したわけではないが、心してリーダーを選ぼう。

5月31日
『岩上安身 ‏@iwakamiyasumi
賛成する。地球温暖化とセットになっていた「原発はクリーン」とする「原発ルネッサンス」キャンペーンもゴミ箱行きへ、どうぞ。RT @komatsunotsuma: CO2「25%削減」見直し 岡田氏明言http://urx.nu/1dEP #iwakamiyasumi』

反原発市民運動のエコロジーやロハス指向の人達の一部でなぜ、東電後援のガイア・シンフォニーという地球温暖化・原発推進の映画が流行っているのか?@iwakamiyasumi・・地球温暖化とセットになっていた「原発はクリーン」とする「原発ルネッサンス」キャンペーンもゴミ箱行きへ、どうぞ

大新聞がなぜこれほどまでに堕落したのか?記者クラブの問題やスポンサー頼りの経営などに焦点が当てられてきたが、見落としきた「押し紙」と「再販価格」岩上安身氏による黒薮哲哉氏インタビューhttp://iwj.co.jp/wj/open/archives/17213 新聞は政府に弱みを握られていて、権力批判が出来ない構造。

マスコミが原発のみならず、TPP他様々な問題で犯罪的な役割を続けてきたことはかなりの人々が認識しているはず。にもかかわらず、ボタン押すだけで勝手にしゃべりだすテレビの安直さや、毎日届く新聞から抜け出せない。自分の目で選び判断せず、大勢に寄りかかる。本屋はガラガラ。ネットから逃避。

40年以上前、独立以来NHKに金を払ったことはない。当時ベトナム戦争や学生運動、公害問題に対する報道姿勢に納得がいかず、本多勝一氏の主張もあり、何度か集金人と議論した。この10年以上テレビなしで不自由しない。貧乏人は払うより払わない方が簡単。本多氏のいた新聞社も今は惨憺たる状態。

高額年金での暮らしぶりを批判してきた。彼らは長年働いて積み立てたのだから当然の権利と言うが、積み立てた金はとっくに官僚どもが食いつぶした。若い世代を低賃金で働かせ、ギリギリの生活から消費税を取り立ててまかなう。せめて支えてくれる次世代にまともな労働環境、生活環境を残す義務がある。

by maystorm-j | 2012-06-19 07:45 | Twitter M.Journal
2012年 06月 18日
原発再稼働、つくられた電力不足、内部被曝と学問 Twitter MaystormJournal 5月11日〜20日まとめ
原発の再稼働決定に際して、野田首相は国民の生活を守ることを理由に挙げています。一方、国民の多くは原発に対する賛否とは別に、暮らしの省エネに以前から取り組んできています。むしろ電力業界と電機業界が組んで、オール電化促進など電気をどんどん使えと勧めてきました。夜間電力が余るのは原発が夜間停められないからですが、原発が停まっている現在も夜間電力は割引されています。

関西電力は総需要の大きい電力会社の中では原発依存率がほぼ半分と高く、福島事故の後つぎつぎ原発が停止していくなかで、早くから対策が求められていたはずです。どうも、経産省は大飯原発再稼働を関電に示唆していて、関電はわざと火力の立ち上げや発電事業者からの買い取り等の対策を怠っていたのではないかと思われます。つまり、関西圏の電力不足(の可能性)はつくられたもので、経産省と関電は確信犯と言えそうです。

小沢裁判の出発点であった検察審査会に提出された東京地検特捜部の捜査報告書は、内容が全くの捏造であったばかりか、最近になって報告書の作成者名(押印)も違うのではないかと問題になっています。特捜部長あての報告書が、実際は部長自ら作成したものではないかという疑惑がでています。小川前法相が検察庁に捜査の徹底を指揮しようとしたとたんに、内閣改造で野田首相によって交替させられています。

学問研究が社会的問題にどのようにかかわっていくのか。長い歴史のなかで、時の権力に跪き、金に引きずられてきましたが、学者研究者の内在的なベクトルも無視出来ません。むかし、御用学者の「産学協同」を批判した学生が、いまや長じて学者になり「産学連携」を自ら積極的に推進しています。その象徴的存在としての東京大学を検証しながら、その対照例であった熊本の原田正純さんが亡くなられたこと、残念です。

内部被曝の問題には、学者・研究者のかかわり方が鮮明に現れます。現在進行形の問題ですから、のんびりもしていられませんが、科学医学の側からだけではなく、法・経・社会学・倫理宗教・・多面的で総合的な取り組みが求められます。国会ではようやく、子供の被曝にどう対処するか、法案審議が始まりました。

消費造成、産業の空洞化、TPP参加の動きなど、暮らしの破壊の背景には、戦後一方的に進んだ円高があります。食料自給の崩壊に先駆けて進んだ木材輸入自由化と林業崩壊、山林の荒廃。円高が避けられないものならば、一次産業をどうするのか。守るべき国民の生活の根底にある問題です。


Twitter MaystormJournal 5月11日〜20日 2012年 まとめ

5月11日
破壊された広い海岸部を見て、ソーラー発電や風力発電を考えることは、発想が逆。まず、そこに住む人々がどんな暮らしを設計するのかを聞く事。エネルギーは暮らしを実現するための道具の一つに過ぎない。地域内で自給出来なければ少し広い範囲で融通。金出すから生産して都会に送れはもっと後のこと。

オール電化には以前から反対してきたが、もしオール電化の暮らしを望むなら、まずはその家やマンション全体でコージェネやソーラーで自給することであろう。それで足りないなら、原発を前提に安く設定された夜間電気ではなく、田舎の環境を破壊して融通してもらう電気はそれなりに高く買うべきだろう

東電の範囲内だけで08年以降オール電化により原発2基分の電力需要が増えた。深夜電気の料金は昼間の30%。夜も止まらない原発を前提に安く設定。原発が停止しているいま安くする理由はない。火力発電燃料費増を理由に値上げする前に、時間帯による価格差を廃止するべき。オール電化は災害に弱い。

地検特捜部は小沢氏を自身で起訴できず、検察審査会を使ったため、裁判の裏には指定弁護士、審査補助員、最高裁の事務方など、聞き慣れない登場者。村木事件より複雑な構成。その絡んだ糸を解いて、登場者達の行為を解析する岩上安身「山下幸夫インタビュー」http://iwj.co.jp/wj/open/archives/14668

原発なしでこの夏をのりきれるかという議論が盛ん。原発を存続したい側、廃止したい側それぞれが数字を挙げて主張する。どちらが正しいか判らない人でも、代替発電方法を選ばないなら来年の夏は足りる準備が間違いなく可能だと認めるだろう。ならば、事故から1年4ヶ月のこの夏でも準備出来たはずだ。

休止火力の再稼働や発電事業者の新規参入を抑制、オール電化推進・・・この一年間も電力業界と政府は「足りなくなる努力」をしてきた。不足対策を国民の「節電努力」に集約し、節電出来る人と出来ない人、したい人としたくない人の対立から、都会と田舎、経済活動と生活、様々な対立構造を作り出した。

5月12日
土曜の早朝から小学校のPTAが資源ゴミ回収。大勢の人がガソリン使って広い田舎をまわる。その経費と人件費。その分働いて寄付すれば生産も増える。行政の資源ゴミ回収も、個人の金と税金を使って廃品回収業者の仕事を奪ってはいないか。費用対効果無視の慈善行為。被災地では地元の活力を奪う事も。

指定弁護士に控訴権があるのか、明文化されていない。被告側とは違い、検察側はよほどの理由がないと控訴が認められない。まして検察が起訴できないと判断した事件である。検察審査会は検察特捜の捏造報告書に騙されて起訴相当とした。騙された審査会のいわば代理人である指定弁護士が控訴する矛盾

検察側が控訴する際は、担当検事だけでなく組織とし検証する。まして小沢裁判のような社会的に影響の大きい事件では検察組織をあげて判断。今回は3人の指定弁護士だけで決定?起訴相当と決めた検察審査会も控訴には関与しない。3人が毎日集まって検証議論した様子もない。マスコミは今回も嘘の報道。

5月13日
RT/勝川俊雄 @katukawaグリーンピースが測って、値が低いと、日本の公的機関の発表とは別次元の安心感がある。/勝川俊雄:多様な情報が一定の傾向を示したときに、その情報の信頼度が上がる。日本の公的機関の検査は、立ち位置が生産者だから、それと違う立ち位置の情報発信源は貴重。

5月14日
『孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru
東大:高等(大学)教育の一つはCritical thinking(批判的思考)。田中明彦氏や北岡伸一氏のような先生が全盛の東大では学生は批判的思考は身につけられないだろう。如何に体制にするよるか、権力に迎合するか。かっては”太った豚になるより痩せたソクラテスになれ”の総長いた』

太った豚・痩せたソクラテスの言葉は、卒業式の総長訓示で原稿にはあったが、本番では読まれなかったようだ。その総長のもとで、ある医学部学生が、教授・学生の交渉の場にいなかったにも関わらず、そこでの暴力的行為を理由に処分され、抗議行動を機動隊で弾圧した。@magosaki_ukeru

昔も今も東大には多くの御用学者と発言しない無用学者。少数の闘う研究者はいつでもいるが、大学の役割は明らか。東大解体を掲げた学生の闘いは、言葉も運動も稚拙で敗北。当時インターネットがあったらとも考える。その後も、水俣・公害・薬害・原発・戦争加担・・・御用学者達は肥え、福島にいたる。

5月16日
松井英介著「見えない恐怖 放射線内部被曝」やっと読み終える。決して難解ではないが、古ぼけた脳みそにとっては濃密な内容。疑問が湧くたびに繰り返しひもとくタイプの本だ。明日17日10時〜、御代田町で著者の講演会http://maystormj.exblog.jp/15820197/お近くの方、ぜひお出かけください。

東大闘争と水俣病を通じて見た「知の退廃」は、その後も連綿と続き福島にいたる。ICRPを主導する米科学者達が次第に内部被曝を認め、しきい値なしの直線モデルに移行する中、日本の学界は逆行。その過程を学者一人一人まで検証する島薗進氏インタビュー http://iwj.co.jp/wj/open/archives/15576

島薗進氏のサイトhttp://shimazono.spinavi.net/に連載「日本の放射線影響・防護専門家がICRP以上の安全論に傾いてきた経緯」明日の松井英介さん講演会と対照して(これから)読んでおきたい。松井さんの対極にいる原発推進側の医者や学者達の仕事を、その動機や学界での位置まで検証。

RT『孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru
尖閣問題:購入募金膨れあがる。その中、この問題冷静に考える必要有り。材料の一つはtwitter紹介の豊下教授の「尖閣諸島購入問題」。次で全文見て下さい。 http://p.tl/gAhZ 』

5月17日
島薗進さんブログhttp://shimazono.spinavi.net/で「日本の放射線影響・防護専門家がICRP以上の安全論に傾いてきた経緯 ――ICRPの低線量被ばく基準を緩和しようという動きの担い手は誰か?」連続8回を読んでいる。声高に御用学者を糾弾する前に、その軌跡を綿密に追跡する作業。

ローマ教会と天動説、ソ連とルイセンコ説など権力に誘導された学問の歴史。電力中央研究所・放影研・放医研ではICRP基準を緩和したい政治的意図が、機構そのものの設立・運営に反影。その流れの中で研究者はホルミシス効果や閾値立証を研究課題に。動機には功名心や出世欲も。研究費だけではない。

健全な法治国家のために声を上げる市民の会代表の八木啓代さんが、国会議院の研究会で報告http://iwj.co.jp/wj/open/archives/15759政治的立場に左右される事なく法治国家として見過ごせない小沢裁判問題を、感情に流れず明晰に解析する論理の確かさ。市民運動の一つのあり方として見習うべきものが。

5月18日
H2Aロケット打ち上げ。08年宇宙基本法で日本は「安全保障に資する」とし軍事利用を可能に。JAXA宇宙航空研究開発機構設置法から、政府は「平和目的に限る」条項の削除を計画中。しかしマスコミは国産ロケットを「事実上の長距離弾道ミサイル」とは報じない。原発という核開発保有能力も維持。

昨日地元で松井英介氏講演会。平日午前中で子連れのお母さんが多い。リタイア世代がもっと来てもいいはず。自分達が築いた社会が放射能で次世代を苦しめている。安アパートに住み非正規雇用の若者の何倍かの年金収入と田舎では豪邸が買える退職金を貰い、老後を楽しむUターンや新住民が信州には多い。

5月19日
春の遅い山国にカエルが鳴き、この週末は田植えの風景。いつの頃からか、農家は米作りでは食えなくなった。食料自給率40%弱。山は新緑に輝く。木材自給率25%前後。米も木材も価格低迷。にもかかわらず優秀な国産材の家は造られず、おにぎりが食べたいと言いながら餓死する人も。どこを向いた政。

美味しい米や優秀な国産材がなぜ売れぬ。1ドル360円時代に植えた木が収穫時80円時代。日米協調?隷属の歴史は円高の歴史。衣料品の出費減が生活実感。生産者に申し訳ないと言ったら、円高を一番楽しんでいるのは外車好きのおじさん、海外旅行のおばさん、有名ブランド好きの娘さんだと言われた。

昔パリのアメリカ人、ニューヨークの日本人、今は東京の中国人。歴史は繰り返すなどと笑ってはいられない。失われた20年の無成長時代は日本だけ。その間米は2倍規模の経済成長。四季折々の日差しと降水量に恵まれ日本の自然は高い生物生産力。経済競争の無限地獄より、足るを知りつつ安定と充実を。

by maystorm-j | 2012-06-18 08:20 | Twitter M.Journal
2012年 06月 17日
宮脇昭氏の提唱する緑の防潮堤について Twitter MaystormJournal 5月1日〜10日 まとめ
宮脇昭氏が提唱する「緑の防潮堤」「森の防潮堤」計画については、一度三陸沿岸を見てから書こうと思っていました。4月の中旬にたったの3日間で駆け足に旅程でしたが、やっと出かけることが出来ました。津波以前の状態がわからないので、氏の言うように松がダメで広葉樹が良かったのかは、そんな簡単の問題ではないという印象です。

海岸のマツも、磯の岩場に生えているものはかなり残っているように見えました。宮脇氏が土盛りの上に植えて津波に耐えて残ったと紹介している多賀城市のイオンの「ホンモノの森」は、海岸からかなり離れていて、海側には屋根付きの駐車場があり、盛り土も高さ1mほど、幅1~2m、長さはせいぜい数10mの小さなものでした。10m以上の高さに築かれる強度の弱い盛り土の防潮堤が、それを越える高さで強い破壊力を持つ津波の繰り返される襲来に耐えるかどうか。それを考える上ではとてもモデルになるものではなく、ご本人もそれは承知の上であたかもモデルとして紹介することは研究者としていかがでしょうか。

この10日間は、緑の防潮堤に関する記載が多かったのですが、この問題はさらにまとめて書きたいと思っています。

Twitter MaystormJournal 5月1日〜10日 2012年 まとめ

5月1日
緑の防潮堤計画。土木工学上強度の裏付けがあるのか?木質瓦礫を含む堰堤を津波が越えれば水が浸透。浮力が生じる。第2波3波に耐えるか?余震で液状化しないか。福島では震災でアースダムが決壊、7名犠牲。アースダムやロックフィルダムでは水の浸透を防ぐ事が重要。決壊すれば土石流状態で被害増。

土木工学上の強度の裏付けは?木質瓦礫を含む堰堤を津波が越えれば水が浸透。浮力が生じる。第2波3波に耐えるか?余震で液状化しないか?震災時福島でアースダム決壊、7名犠牲。アースダムやロックフィルダムで水の浸透は危険。決壊すれば土石流に@HELPTakata ・・高田もやってみない?

私が住む信州佐久地方は長野県内では放射能汚染が高い。ゴミの焼却灰に濃縮されるが、地元の民間処分場で、県外からの汚染灰とともに埋め立て。瓦礫の広域処理について、問題点をかなり網羅し整理した池田こみちさんの講演動画http://iwj.co.jp/wj/open/archives/13672現地仮設焼却場の危険性も指摘

陸前高田の松原は津波で流された。宮脇昭氏は、松を植えたのが失敗だと言う。岩手・宮城の海辺でたくさんの松を見た。磯に続く岩場に根を下ろした松は津波に耐えた。高田の松原は砂浜。広葉樹なら残ったのか?塩分の地下水へ深く直根を伸ばしただろうか?白砂青松が自然に適応した歴史も破れた歴史も。

5月2日
ブログ更新「ロケットの正体は? Twitter MaystormJournal 4月11日〜20日 まとめ」http://maystormj.exblog.jp/15806179/ 「人工衛星とする事実上の長距離弾道ミサイル」騒ぎから、今度は核実験の危惧を騒いでいる。大騒ぎする側にも、騒ぐなりの目論見があろう。

心情を吐露する人は多く議論する人は少ない。それを半世紀も前に受けた教育のせいと言う人々。サイエンスとジャーナリズムに左右の足の小指1本ほどを突込んで発言してきた。平たく言うと学んで伝える事。真実や正義とは距離をおき、全てを疑う作業。書いた先から検証しまた疑う。判断は主権者の仕事。

田老の破壊された防潮堤。鉄筋は見えなかったが入っていたのか?重力を頼りに積み上げられただけなら、水が堰堤を越えて浮力が生じた可能性。時速100kmでぶつかる水の壁に、宮脇昭氏、青山貞一氏と池田こみち氏の提唱する防潮堤が耐えられるのか?実際に波をぶつけるモデル実験と強度計算が必要。

緑の防潮堤。堰堤は水を浸透させない事が基本。フィルダムなど粘土を突き固めで不透水性の中心部を作る。木質瓦礫を混ぜてグサグサの堰堤に地震動で亀裂が入れば、津波の水は容易に浸透。青山貞一氏のモデルではコンクリートで囲われた瓦礫の上に緑の堰堤。下段のコンクリ構造も上段の土盛りも強度は?

防潮堤の強度は次の災害で住民の命に直結する。綿密な強度試験必要。瓦礫処理と一石二鳥という発想自体が安易すぎる。コンクリート瓦礫を石材として使うのは解るが、まず考えるべきは町の基本設計。環境大臣がパフォーマンスで出る問題ではない。大槌町のモデルに津波をぶつけてテストする事は不可能。

5月3日
宮脇昭氏の考えは潜在自然植生・極相林をホンモノの森とする。究極の状態が強く正しいと。草原や陽樹林など遷移の途中はニセモノ。微地形・微気象に適応する多様性は視野の外。自然観に違いはこの際おくとしても、タブ等の被覆で土と木質瓦礫の堰堤は津波越流水による洗掘に耐えるのか?人命に関わる。

宮脇氏が植えて津波に耐えたモデルと紹介する多賀城市のイオンを訪れた。幅1~2m、長さ数10mの低い土塁にまばらな照葉樹の列。一部は損壊? 海から約1km、海側には屋根付き駐車場。実証例とするにはあまりにもお粗末。スギ林は津波で流されたと言うが、塩水で立ち枯れた多くのスギを見た。

宮脇昭氏の緑の防潮堤を批判してきた。根底には自然観の違い。究極の森を是とするか、変遷と混沌を楽しむか。人生の大半、もの作りを生業としてきた。これこそホンモノと言える出来上がりはない。明日はもう少しましなものをの連続。業界の頂点にはわれこそホンモノと言う巨匠・鉄人・職人がひしめく

5月4日
5月17日10:00~12:00、エコール御代田でKid'Earth主催、松井栄介さんの講演会予定。詳しくはhttp://teotsunagou39.blog.fc2.com/blog-entry-80.html 100mSv以下の被曝による健康被害の研究が最近いくつか報告されています。目に見えない内部被曝のメカニズムを理解出来る講演と期待。

5月5日
DAYS JAPAN「検証 原発事故報道」http://www.daysjapan.net/3月11〜17日、政府・NHK・民放・新聞・ネットが伝えた事を時系列で徹底検証する力作。テレビという媒体に可能性があるのか。自浄能力がないならば見切る事も必要。後の稀な秀作で当時の嘘は免罪されない。

津波の再来を避けた高台に造られた仮設住宅。強い低気圧の豪雨で仮設からの避難多数。今後台風への備え必要。近年、短期の気象予報は当たる。なぜ熟年登山者が遭難するのか。美人予報士によるテレビのおしゃべり天気予報ではなく、気象庁のサイトで天気図・レーダー図・アメダス図面を読みこむことだ。

現場が全てという考えの危険。山に行く事で健康になり人間が磨かれるという錯覚が、行く前の基礎知識、下調べ、体力作りの軽視につながる。報道にもその錯覚。現場に行き、映像やコメントをとれば伝わるという安易さ。見えないものを明らかにする知識や、言葉の裏に潜む本意や嘘を見抜く経験が重要だ。

ブログMaystorm Journal  http://maystormj.exblog.jp/15820197/ に、5月17日、Kid's Earth主催、松井英介さんの講演会『今、学ぼう「低線量内部被曝と健康リスク」』のご案内を掲載しました。昨日、私のツィートで「英介」さんを「栄介」と誤記。ごめんなさい。

昔嫌われ者、今人気者はトキ。今嫌われ者のカマドウマ。こちらではシケムシ、便所コオロギ、ピョンムシと呼ばれて、好きだと言う人はいない。しかし、実害を挙げられる人もいない。翅が無く鳴かない。糞も見ない。ゴミ掃除の達人。駆除するためにまき散らす殺虫剤の方が、はるかに有害。嫌われ者再考。

5月6日
いくつかのサルも二足歩行し道具も使うが、火の使用は人間だけ。原子の火をもてあそび灰をばらまいた。その火を閉じた夜、多くの人が月を見上げた。信州戸隠に天岩戸が飛ばされてきた言い伝えがある。文明の起源と歴史は火と不可分。数千年後、人間が生き延びて神話が残るか。今一つの岩戸を閉じる時。

インフォームドコンセントとセカンドオピニオンがあたりまえに患者の権利として認められている現在、福島医大の対応は20年前に逆行するものである。r-dan佐久/「日本甲状腺学会の皆様へ」山下俊一・鈴木眞一

@karuizawaleaf 軽井沢について。子どもの頃、軽井沢には広い草原や湿原。平安期の大噴火前から、長倉の牧など草原が発達。平地林の発達はこの30年間。様々な生態系が変化しながら混在していた。極相林はむしろ画一的で貧弱な生態系。モミの暗い森は動物・人間の暮らしにも不向き。

@karuizawaleaf 緑の防潮堤の一番の問題点は、土木工学的に強度の検証がされていない事。河川の堤防でもアースダムやロックフィルダムでも、堤体内に水が浸透すれば崩壊の危険。激しい越流水が浸食する危険。木質瓦礫を含む軽い土砂は浮力で動く。津波も地震も繰り返す。人命に関わる。

朝NHKラジオ障がい者の番組で視覚障がい者がiPadを利用する話。パソコンは様々な障がい者に使われているが、iPadはさらに便利で可能性拡大。声でメール。今後内蔵カメラで紙の文字が読み込めて音声化できれば、さらに大きな可能性が。年寄りこそ今パソコンを。この番組、時々大笑いを誘う

5月7日
緑の防潮堤。何度も言うが、その強度を土木工学から検証したのか?ネットを検索しても言及がない。原発安全神話と同じ楽観と願望。浸水しやすい軽い土塁が繰り返す津波と余震で崩壊すれば、海水だけの津波より大きい破壊力に。モデル実験と強度計算を徹底した上でなければ、人命に関わる無謀な提案だ

小沢裁判判決について、マスコミは一斉に限りなくクロに近い無罪と報道。フリージャーナリストには判決要旨が公開されないため、判決に対する論評が錯綜し、納得がいかなかった。郷原信郎氏をむかえて、http://videonews.comの検証番組http://www.videonews.com/asx/news/news_577-1.asx

歌を強制されたくないのでカラオケには行かない。ましてその歌が過去に他国の人々を支配し自国民を戦争に駆り立てることに使われ、今もその歌詞が国民主権に反するなら、なおのこと歌いたくない。生徒の口の開き具合までチェックし、歌わない教師を処分する学校。大阪の教員試験合格者に予想外の辞退。

年末から1月、学校給食の安全基準に関してブログとツイッターに書いてきました。森ゆう子副大臣の会見は一歩前進であると同時に、測定器による限界を固定化する危惧を述べました。その経緯を語るインタビュー http://www.ustream.tv/recorded/22419394後半は小沢裁判の問題点、最高裁の関与に注目。

昨夏いわき市からサマーキャンプに招待。他からは軽井沢の汚染を指摘する声。実行委で場所をかえる事や線量測定を提案したがいれられなかった。南相馬からの避難を受け入れた片品村はどう考えただろうか。自分達が身近でいい事をしようという意識は、自己検証を置去りに。雨上がりの芝生で遊んだ子供達

喜んでもらえた、笑ってくれた、泣いてくれた・・それで行為を評価する事は、相手をばかにしている。自分をもばかにしている。目に見えるもの全てを疑い、語られる言葉全てを疑う。嫌な性格ですね。緑の防潮堤、ネットは賛同・共感で溢れている。「やっぱりおおかみ・・け!」と粋がるほど若くもない。

5月8日
若い頃、山行の必需品にトランプがあった。? 悪天候の日は山小屋やテントで「沈没」する時の備え。一日中カードゲームに興じながらバカ話で過ごす楽しさが、無理な行動のマゾ的誘惑を退ける。最近の熟年登山者は勤勉すぎないか。下界のスケジュール生活を引きずる。「沈没」という言葉も聞かない。

5月9日
緑の防潮堤かコンクリの壁かを言う前に、その町でどんな暮しがしたいかが先。高台に住むのか、海岸部にはどんな産業か、交通網の位置は、港は、景観は、自然海岸は・・・何よりもそこに住む人の暮らしと町作りの設計があって、そのための防災計画だ。自然エネルギーも緑の防潮堤も都会からの押しつけ。

事件の審判ではなく小沢氏の政界追放が特捜部の目的だったのだから驚くには値しない。どんなに無様であっても、指定弁護士は検察官と違い、その職責を問われないし出世にも影響しない。検察審査会=国民の意思と言い逃れられる@iwakamiyasumi 指定弁護士、小沢一郎氏をまさかの控訴

検察審査会に最高裁がからんでいたとすれば、特捜部の若手将校的決起という解釈を越えて、裏にはもっと大きな力が。控訴をマスコミは喝采し小沢タタキに世論を誘導。政界には反小沢の結束軸が。報告書捏造検事への甘い処分で親小沢も反反小沢も検察タタキへ。結果、最高裁とその裏の意図はウヤムヤに。

テレビを大半の国民が信じている。内容がデタラメであっても指定弁護士の控訴は、野田政権や自民党とその裏にある「力」にとって得るものが多い。失うのはせいぜい特捜トカゲの尻尾。指定弁護士もマスコミと国民の喝采を受けて、勝っても負けても商売繁盛。小沢嫌いの私がこんなこと書くほど日本は異常

5月10日
現在進行形の問題を書くのは怖い。書いた先から疑いが出て調べ直す。緑の防潮堤を調べても礼賛記事ばかり。町づくり、産業、土木工学など多面的な検証はされていない。小沢裁判は、小沢氏に対する好き嫌いを越える重大な問題だが、そのためにテレビを買う気にもなれない。その影響は想像するしかない。

緑の防潮堤とホンモノの森がネットに溢れている。宮脇昭氏はホンモノの森のモデルは鎮守の森だと言う。鎮守の森にも人手が入っている。いきもの達は環境や時間の流れに応じ、多様かつ変化し続ける。本物という状態があるのか。生物多様性を声高らかに主張しいていた生物学者も行政もなぜ沈黙するのか?

特捜トップを含む複数の捏造報告書が市民グループに、ロシアのファイル共有サイト経由、匿名で届いた不思議。その後の急展開は野田首相にまで。古くから検察内の学閥・派閥、特捜と最高検の関係など、複雑な力学が言われていた。検察現状の解析に留まらず、最高裁、法務省、さらに奥まで見る事が必要。

小沢裁判指定弁護士3名は、これほど社会的影響が大きいにもかかわらず、控訴決定の日の午前中まで協議していない。急遽、控訴すべしという天の声があった印象。複数の捏造報告書は連休中からネットに流出。連休明けに最高検から告発した市民団体代表八木さんに、異例の告発受理通知の電話。複雑な経緯

by maystorm-j | 2012-06-17 07:02 | Twitter M.Journal
2012年 06月 16日
小諸市の民間処分場で汚染灰埋め立て基準変更の問題点  6月16日 2012年
木質瓦礫、可燃瓦礫を広域で焼却するか、現地で処理するかが問題になっています。関東大震災の時に生じた瓦礫を埋め立てて横浜の山下公園がつくられたという。当時は、放射能も重金属もダイオキシンもアスベストもなく、そのまま埋め立てても環境汚染につながらなかったのでしょう。あるいは汚染があっても、それに対する意識がなかったのかもしれません。現代は、人間の便利な暮らしのためを表の理由に、実は手っ取り早く儲けるために作り出した様々な物質によって暮らしが脅かされることになっています。

汚染された瓦礫の処理が新たな環境汚染を起こすかどうか。この問題は、処理過程で汚染物が環境に放出されるかどうかと、処理後に残る濃縮された汚染物をどう管理するかという2点にあると思います。

前者の問題は、瓦礫の汚染濃度が様々ですし、処理施設も様々ですので、実際に試験焼却した結果を包み隠さず開示し、試験前後の周辺環境を測定し、公開された形で検討するしかないでしょう。その結果、移動先の施設であれ現地の施設であれ、環境中に多く放出されるのであれば、その施設は使えないし、多くの施設で放出されるのであれば、焼却以外の処理方法を考える必要があるでしょう。放出の割合や総量をどの程度までなら許容するかという問題になるとさらに問題が複雑になるため、いっそのこと焼却をやめてそのまま土と混ぜて土塁を築き、防潮堤にしようという意見が出ています。瓦礫処理と防潮堤建設の一石二鳥を狙うこの計画は、つくられる防潮堤の強度を無視した安易な提案ですが、その点については次回以降にまとめたいと思います。

後者の、処理後に残る汚染物をどう管理するかという問題は、焼却処理の場合では焼却炉に残る灰や熔融物と、いったん気化したのち煙突で回収される飛灰です。元の瓦礫の汚染度に較べると数十倍に汚染濃度が高くなっている可能性があり、厳重な管理が必要です。国や汚染源の東京電力が本来は集中的に管理保管すべきものである事は明らかですが、国は8000Bq/kg という高濃度の汚染灰まで、各地に埋めるように要請しています。

被災地支援、痛みを分かち合うという言葉で焼却処理を引き受けている自治体の中には、焼却後の汚染灰を他の地域の民間業者に埋め立てさせるという事が多くみられ、最後まで厳重に管理するという姿勢はありません。埋め立てられる最終処分場の多くで、これまでにも汚染物質の地下水や河川への漏出が見られています。民間処分場の場合は、これまでにも業者そのものが無くなってしまうことがあり、長い年月厳重に管理しなければならない放射性物質を任せられるものではありません。

私の住む長野県の佐久地域では、以前から民間業者が関東圏を含む各地からの焼却灰を受け入れていて、昨年業者の説明では受け入れ契約が継続している相手に対しては5000Bq/kg、新規契約は500Bq/kgの基準を設けるといい、今年の1月には県がその延長で住民説明会を開きました。しかし、処分場がある小諸市では、4月に新しく柳田市長が就任し、5月に処分場業者は新規契約基準を2500Bq/kgに変更。住民から新基準の撤回を求める陳情書が小諸市議会に提出され、委員会で全会一致の採択がおこなわれましたが、周辺住民の了承を理由に市長は撤回しない事を表明しています。

道路等の建造物と違い、広い範囲の環境汚染につながる可能性のある問題を、限られた周辺住民、それも住民投票などを経ずに、公的な位置づけの曖昧な組織(例えば町内会や隣組など)の了承を根拠にすることには無理があります。証拠はありませんが、新市長誕生と直後の基準緩和には嫌な連関を感じます。500Bq/kg の基準で、住民説明会を行った県の責任はどうなるのでしょうか。限られた範囲の住民了承を根拠に強行する行政の姿勢は、関西電力の大飯原発再稼働を立地町と福井県だけの了承で進めようとする政府と通じるものがあります。

この民間処理場には軽井沢町のゴミ焼却灰も埋め立てられていて、軽井沢に降った放射能も含まれます。軽井沢、御代田、佐久、佐久穂など、群馬県境は汚染が高く、そこから生じるゴミの処理方法もはっきりしないまま焼却され、環境より一桁高い汚染の灰が将来漏出しないという保証のないまま埋め立てられています。他の地域からの、被災地支援と言いながら後始末を他に押し付ける「偽善」の被害というだけにとどまらない、地域の汚染をどうするかという自身の問題を含んでいます。

by maystorm-j | 2012-06-16 08:06 | 社会
2012年 06月 14日
津波で生じた瓦礫の広域処理問題/Twitter MaystormJournal 4月21日〜30日 まとめ
4月20の私のツイートに対し、越前高田市の方から指摘されたことと、私とのやり取りが21日から23日まで続きます。ちょっとわかりにくいかもしれません。きっかけになった20日のツイートを書きます:「陸前高田市では市街地の瓦礫は海岸部に集積、分別作業が進む。東京都が受入れる岩手県の瓦礫は東電子会社が焼却を請負い、被災地で使われるべき140億円の復興資金が流れる。岩手・宮城の被災地には復興の妨げになる状態のままの瓦礫は既になかった。3年で処理という国の方針が瓦礫を全国に拡げる。」

駆け足でまわったため、食事で立ち寄ったお店以外では、ゆっくり話を聞く事もなく、極めて表面的にしか見てこなかった事は確かです。現地で忙しい中、応対していただき、ありがたいことです。「4月21日陸前高田市の瓦礫」。その後も現在まで、nakaguchi@HELPTakata さんのツイートとブログ「再生 陸前高田」を毎日読み続けています。

瓦礫の広域処理問題は、総論としては放射性物質はむやみに移動すべきではないと、海外からも指摘されている通りなのですが、放射性物質の量は各地域ごとに異なるでしょう、100Bq/kg という一応の基準はありますが、地域間だけでなく、同じ所のものでも形状・材質・海水や雨水の影響などで、大きくばらつくでしょう。受け入れる側も関東圏のように、一部は東北より汚染されている所もあれば、九州のように汚染が低い所もあります。

搬出側、受け入れ側で率直な意見交換が出来ない背景には、試験焼却の結果が単に安全、問題ないと言われるばかりで、正確な測定結果が公開されているとは言いがたいこともあります。焼却による汚染が比較的低いと思われるケースでも、残る灰には数十倍に濃縮される事も考えられるのに、その灰の処分場がなかったり、完全な管理が期待出来なかったりするという事もあります。

政府の前のめりな強行姿勢からは、単に被災地支援というだけではない、金のばらまきや他の思惑も感じられます。たとえば、今後さらに汚染度の高い福島県内瓦礫の処理の露払いであったり、原発の廃炉作業で生じる汚染物が保管しきれない事を予測し、各地の住民や自治体を馴らしておくことが考えられます。低い汚染物から意識を徐々に馴らしておく、一種の減感作療法とも考えられます。

木質の瓦礫に土をかけて木を植える「緑の防潮堤」「森の防潮堤」という計画が一部に広がっていますが、土木工学からきちんと強度を検証しない安易な発想に対しては,次の機会に書きたいと思います。

Twitter MaystormJournal 4月21日〜4月30日 まとめ

4月21日
車で短時間まわって何か言うべきではないかもしれない。瓦礫という言葉も、国から受け入れを要請されている地域と被災地とでは意味が違うだろう。復興の妨げという視座自体が間違いか @HELPTakata 陸前高田市民です。一連のツイートの当市にかかわる部分は自分の目で確かめたことですか?

陸前高田市の動画を見直す。何もない平地と書いたのは間違い。壊れたままの建物が点在。何もないと見えた平地の側溝や土砂の中にも、大切な遺品や遺骨が残ると見るのが現地の気持ちか。@HELPTakata 陸前高田市民です。一連のツイートの当市にかかわる部分は自分の目で確かめたことですか?

@MaystormJournal もし45号線走ったのならこの光景見たはずです。http://bit.ly/H9tNNk 4月現在少しは進んでいますがほとんど同じ光景です。当市は字幕にある「県外受け入れ」は強くは言いません。ただし他市では困っているところもあります。

国から瓦礫受入れが復興支援と言われ、今も市街地に山積みで町づくりに支障があると想像する人が多い。被災県から受入れ先自治体・業者まわる金は本来現地で使われるべき。支援なら無償で受入れ。実情をもっと知りたい@HELPTakata ・・4月現在少しは進んでいますがほとんど同じ光景・・・

原発を再稼働しないと日本は集団自殺だという政治家。地震国日本で、福島を救えないまま原発を動かす事の方が集団自殺願望ではないのか。人口密度が高く狭い国土で、いつ暴走し放射能をまき散らすかもしれない発電方法を続け、片付けられない猛毒の廃棄物を作り続けることこそが、集団自殺と言うべき。

4月22日
インドのミサイル実験。固形燃料でいつでも発射可能。1トンの核弾頭を5000km飛ばす能力。これが長距離弾道ミサイルというものだろう。日本も射程内。しかし、日本国内、海外、国連みな沈黙と容認。北朝鮮ロケットのショックを利用して、国内では様々な虚構が作られた。空襲警報、迎撃ミサイル。

宮古市田老で、防潮堤の水門を閉めにむかい津波に流された消防団員の事を聞いた。各地で公的な役割に就いている人多数が、役目故に逃げ遅れる。周囲には交錯する複雑な思いが残る。陸前高田市長の談話http://www.47news.jp/47topics/e/228039.php支援や復興の課題でも、縺れて絡み合う問題を解きほぐす。

4月23日 
nakaguchi ‏@HELPTakata
@MaystormJournal 当市へお出でいただきありがとうございました。これに懲りないでもう一度お出でいただければ、私以外でも多くの方々がお迎えいたします。私たちの声を聞いていただける方は歓待します。今は当市を守ることで精一杯ですのできつい言い方はご容赦願います。

大船渡屋台村の居酒屋で山国では食べられない魚をつつきながら、実家が漁師の若いおかみさんと、居合わせた重機のオペレーターの話を聞く。大船渡の可燃瓦礫は地元のセメント工場で焼却。翌朝、湾の両側から大きな工場の外観を見る。当たり前の事だが、三陸は漁業だけではない@HELPTakata

陸前高田市の可燃瓦礫も大船渡のセメント工場で焼却という。その選択の是非を言う立場ではない。しかし煤煙・飛灰・残灰・セメントの放射能の数字は知りたい。低い事が望ましいが、まずは予断を持たずに先行的取り組みの結果を知りたい。私の地元も汚染、他から汚染灰も埋立て@HELPTakata

nakaguchi ‏@HELPTakata
@MaystormJournal  http://www.taiheiyo-cement.co.jp/news/sokutei.html

さっそくに大船渡セメント工場の製品測定結果をお知らせいただきありがとうございます。数字についてはゆっくり考えてみます。宮古、岩泉、山田などからも搬入されているようですね。地元で処理出来るということが、気持ちの上で張りになっている事を感じます。@HELPTakata

4月24日
防衛大臣問責決議。NHKラジオでは北朝鮮のロケット発射とほぼ同時に速報。人工衛星と主張するものを即座に迎撃は出来ない。迎撃ミサイルが当たるとは誰も思っていないが、はずれれば片思いの恋人アメリカの顔を潰す。となれば確認に時間をかけてとぼけるしかないだろう。天然ぼけの田中大臣は適役。

4月25日
@iwakamiyasumi 安い・安全・クリーンの3幻想が崩れた今、残るは核保有能力という本音。5基もあれば充分だが、立て前ゆえに54基にも増えたのか。一連のツイートは反核護憲論が正面から取組むべき内容。しかし、肥田舜太郎氏の言葉を巷間に流布するなら、自ら早寝早起き実践すべし。

大船渡駅近くのホテルを予約した。地図で見ると周囲は繁華街。ネットには、2階まで津波が侵入という女将の言葉や近くに復興商店街。イメージが湧かないまま行った。駅は完全になくなって、2軒だけ営業再開のホテル周辺は壊れたビルがいくつか、まわりは海岸に沿って500m幅で更地に新しい道路。

近くの屋台村居酒屋で、すばやいホテル再開を実現した女将の話を聞いた。駅もコンビニもない荒涼とした風景の中で営業。しかし、朝飯前に赤崎・綾里・越喜来をまわるために下りた玄関に、ずらっと並んだ若者の靴を見て、意地だけではない確かな見通しが判る。各階の廊下にかけられた絵画にも心意気が。

宮城県雄勝で硯の原石切り出しが始まったというニュース。先週30年ぶりに訪れた。前回はお金がなく買えなかった。今回はまだ持っていない小さい硯を買う。仮設の商店で地元の人の話を聞きながら昼食。山国では手に入らないマツモ。津波にのまれた診療所の話。ホタテの養殖にからむ北海道との関わり。

電気が足りなくなるという宣伝は嘘っぽい。しかし夏の数時間、電気がなければ使わないだけの事。子どものころ雷の度に停電。ロウソクで風呂。稲妻に自然の強さを学ぶ。足りない時は停めて病院や施設、工場など必要な所にまわせとメーターに張り紙でもしよう。消費者には買わない権利。瞬間的不買運動。

4月28日
春の遅い山国でもいま山菜の季節。あくがなく食べやすいコゴミは子どもや初心者向き。周囲の斜面から水が落ちて溜まる湿潤な場所に多い。放射能が溜まりやすい微地形。比較的広い農地の均質な条件下で栽培される野菜に較べて、山菜はばらつきが大きいだろう。一ヶ所のサンプル測定だけで類推は危険。

小沢一郎裁判の無罪判決。二つの重要な動画。岩上安身さんによる孫崎享さんのインタビュー。二人の放談は戦後史のおさらいにまで及ぶ。http://iwj.co.jp/wj/open/archives/13238。自由報道協会における佐藤優さんの記者会見http://iwj.co.jp/wj/open/archives/13290 二人の異なる見方を考える必要。

4月29日
日曜日の朝7時半から8時半まで、NHKラジオ第2で障がい者の言葉を聞く。違う視座から捉える社会・人間・出来事。好奇心と想像力とちょっとだけの義侠心を刺激される。正義という普遍的で強固な座標軸ではない。ゆらぎ、とまどい、ゆがみ・・・弱さでもあり、柔らかさでもある。聞き想像し考える。

by maystorm-j | 2012-06-14 21:48 | Twitter M.Journal
2012年 06月 12日
自然の移り変わり、津波による激変
一ヶ月以上のブランクになってしまいました。今は梅雨空になりましたが、春の訪れが遅かった後もどこかいつもの年とは違う季節の流れを感じながら、本業に追われていました。異常気象と言うほどのはっきりした数字が何かの指標に見られるわけではありませんが、花々の咲く順序が狂っていたり、夏鳥のさえずりが遅れたり、田舎の暮らしではいろいろ感じることがあります。自然は日々歳々、違う顔を見せます。

ツツジが終わりに近づき林にはヤマフジの薄紫、道ばたにはニセアカシアの白い花が甘い香りを漂わせています。自然をどのように受け止めるか、人それぞれです。里山の斜面を紫に彩るフジの花を美しく感じ、鳴きながら飛ぶホトトギスの声を歌に詠む人もあれば、フジの蔓にからめとられ、枯れ倒される木々を見て山が荒れていると感じる人、ホトトギスの托乱という習性をずるいと思う人もいます。ニセアカシアは外来種で、比較的荒れ地でも生育出来て、天敵が少ないのでしょうが、ほっておくとそれまであった在来種に勝ってどんどん増えて行きます。行政が主導して伐採しようとすると、良質の蜂蜜が大量にとれるため、養蜂業者からの思わぬ反対に遭います。

人里の自然は利害関係者の考え、法や制度、観光や市民運動、、、様々な思惑のなかで、管理して行かなければなりませんが、これがそんなに簡単な事ではありません。土地の所有者が好きなようにしてよいとも言えないし、これこそが本来の自然のあるべき姿と自然愛好家や研究者が決めつける事もできません。里の身近な自然といっても、わからないことだらけなのです。人目に触れて知られている部分はそれほど多くなく、通りがかった家の玄関先から何か視線を感じて、挨拶しようかと振り向いたらカモシカがじっと見つめていたり、道路わきのU字溝から覗いていたのがアナグマだったり、頭上近くを後ろから静かに羽ばたきながら追い越して行ったのがフクロウだったり、未知の経験はいくらでもあります。まして、土の中でどんな営みが続いているのか、ミミズや昆虫、菌類、バクテリア、モグラやネズミ、ほとんど何も解ってはいません。生き物は土から生まれ土に帰ると言いながら、実はわからない事ばかり。


巨大な津波がやってきて、そこに住んでいた人々の何代にもわたって馴染んできた身近な自然が根こそぎ流された跡を4月に見て来ました。瓦礫もあらかた仮置き場に移され、市街地や田畑だったところが裸地となって延々と広がっていました。東北ではバッケとよぶフキノトウの季節で、植物の芽生えには早かったせいかと思っていましたが、津波の跡地にはいると色数が極端に減ってしまいます。うすい黄土色から灰色の世界が広がります。土がないのです。家も木々も看板も、暮らしの色、何かを主張する色のあるものが無くなり、それらが生まれてその上にあり続けた土がない。地面と土は違う、あたりまえのことですが、なくしてみて気づく迂闊さ。

日本の自然を支えてきた土壌の豊かさ、生産性の高さはこれまでなんども書いてきました。風土という言葉がありますが、日本の気候はひじょうに変化に富み、豊かな降水量と寒い季節でも恵まれた日射量が生物活動を支え、その結果土壌が発達し、それがさらに多様な生き物を生み出しています。私たちが国内で純然たる荒れ地を見る事は意外と少ない。川が氾濫しても、山間部ではその面積はそれほど大きくはなく、氾濫が広がる低地では上流部から土が運ばれてきます。下流に発達した都市部では氾濫原を見る事もありません。

火山噴火による火砕流ぐらいでしょうか。私はいま標高1000m、なんども繰り返された火砕流や降下噴出物の上で暮らしていますが、日本の気候はその火砕流をも数十〜百年で緑豊かな大地に変えてしまいます。さらに4~500m上ると荒涼とした荒れ地が広がっています。もともと人々が暮らし、様々な生産活動が営まれてきた海岸部の平地が荒涼たる広がりに一変し、その光景が延々と繰り返される。道が高台に上がるとそこはたぶん以前と何ら変わらないが、平地に下りるたびに一変する光景。火山山麓に暮らす私にとっては、似ているようで逆の繰り返しです。

田畑の復旧のために、山から土をもってくる計画もあるようです。飛んできた植物の種と水と砂礫からゆっくりと土が形成され、その土の中で様々な生き物が営みを繰り返し、地上部での動植物・人間の生命を支えるようになって行く事を待っている余裕が、人間にはありません。津波の跡地を覆う黄土色〜灰色の層の下には、年月をかければ豊かな土壌に変わって行く可能性のある地層が残っているかもしれませんが、それを待っている事ができるのでしょうか。瀬戸際の追い込まれている日本の農業、海外に流出して行く工業。そこに円高の波、追い打ちをかけるTPPの恐怖。荒れ地を再生する力が残っているのでしょうか。

人の命、家、商店街、工場、港、多くのものを津波は持って行ってしまいました。土が残り沃野が広がっていれば、人々はそこに再生の夢を描きやすいのかもしれません。何かとっかかりのない光景が広がり、豊かな緑が残る高台と一年前まで暮らしていた場所との間で、身の置き所に大きな戸惑いを感じていることと思われます。

by maystorm-j | 2012-06-12 05:53 | 社会