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2012年 01月 22日
給食の新基準と測定機器 Twitter MaystormJournal 1月11日〜20日 2012年 
二日間雪が降り続き、3回の雪かき。気温は零下17~8度まで下がる事がありますが、内陸で雪は少ない東信地方でも東端の町軽井沢。県境をはさんだ東と北側は空っ風で知られる群馬県になります。信州では放射能汚染が比較的強い地域ですので、土ぼこりと共に地表の放射能が舞い飛ぶよりは雪に覆われたくれたらいいと思っていました。来月末からは、県境を越えてスギ花粉も飛来するでしょう。

根雪になれば放射能の影響は減る可能性がありますが、交通事故や転倒骨折が増えます。ものごとにはどうしてもメリットと同時にデメリットがともないます。降雪については人知の及ぶところではありませんが、食品については積極的に考え対策をとる事が可能です。食品の安全基準を定めると、逆に基準値以下は安全という意識が一人歩きします。500bq/kgという、人の健康をまったく無視した基準が1年間続き、やっとこの4月から100bq/kgという数値を標準に改訂されることになりました。

食品の基準値というのは、決してそれが安全を保証するものではありません。基準値以下でも、健康への影響は数値に応じて存在します。年齢や個人差で感受性に違いがあり、さらにそれまでの被曝累積値も人によってバラバラです。基準値以上は危険が明らかだから流通させないというだけで、それ以下は安全だという事ではありません。特に子どもへの給食では、個人的な選択がしにくい背景もありますから、より厳しい基準が求められます。

厚労省が100bq/kgの新基準値を4月から実施するのを先取りして、文科省は森副大臣を中心に学校給食では前倒しで食材40bq/kgを目安にするよう、昨年末地方自治体に要請しました。子どもの健康を心配する側からは、一歩前進として受け止められたと思います。

新しい基準を実施するという事は、そのための測定システムを必要とします。40bq/kgまで測定出来る機器が必要になります。日立アロカ社という3.11直前に日立グループになった会社の測定器が普及していて、その価格が約500万円で、検出限界値が一般的には30bq/kg。文科省は具体的な機器名を指定したわけではありませんが、日立アロカ社の測定器を標準に考えていたと思われます。自治体の購入に際しては半額補助を発表しています。

一歩前進の新基準とそれに準拠した測定機器の導入が、逆に測定限界以下の汚染に対応出来ないシステムをつくってしまいます。学校給食で40bq/kgという数値が妥当かという議論が、封じられてしまうことになりかねません。水や主食など摂取量の多い食材と、たまに少量使われる食材とでは、求められる数字に違いをもうける必要もあるでしょう。

別の問題ですが、原発建設企業日立のグループ会社製測定器が売れている事にも、複雑な思いがあります。行政の一歩前進を認めてその背中を押すことが必要であると同時に、一民間人として醒めた眼で状況の変化を見つめていく姿勢を持ち続けたいと思います。

Twitter Maystorm Journal 1月11日〜20日 まとめ

1月11日
震災瓦礫の問題は、論議するべき課題が整理されないまま、支援か安全かという対立に単純化されがち。99.99%除去出来るのかという実証実験がなされていない。福島県内の瓦礫は持ち出さないが、宮城・岩手の瓦礫は県外に出せるという方針は、放射同心円思考と変わりがなく、実体を検証していない。

瓦礫処理を引き受ける前に、関東圏と周辺では、自分の地域の汚染の処理をどうするかが充分に議論されていない。濃縮される焼却灰や汚泥の行き場や管理が決まっていない。福島に焼却場を多数造って、失業対策と熱源利用をという提案もある。支援か安全かという感情のぶつかり合いではない冷静な議論を。

逮捕される前から、犯人隠避の疑いで「女」を取り調べ、というマスコミ報道。疑いだけで女性が女になるのか?もちろん起訴も有罪判決もないのに、なぜ「女」。報道する側に調査・取材の積み重ねがあって、犯罪者だと確信があるならそれもいいだろう。警察発表の受け売り報道、予断の形成と人権の無視。

1月12日
@iwakamiyasumi これまで度々、このツィッターとブログMaystorm Journalで紹介してきましたIWJの映像。年越しをはさんだ内輪話の面白さが愚図な私の背中をドンと押し、やっと会員登録完了。未登録者お試し視聴制度希望。

寒冷地では風呂場の床が凍りすべる。ふだんでも風呂場は子どもと年輩者の事故・急性発作が多発。喫煙に較べると放射能の発癌リスクは低いから安全という「専門家」達は、風呂場の危険に較べれば住宅の放射能は安全と言うだろうか?風呂場も放射能も対策で危険をある程度軽減可能。朝風呂でふいに連想。

南相馬市は昨年末、給食の放射能測定問題で揺れ動いた。批判はあるが、一地方自治体で起きたことを冷静に見直し、給食の安全を考える素材に。厚労省の新基準を先取りした文科省森副大臣の一歩前進が、逆に自治体の測定精度を不十分なレベルに定着する可能性も。測定器の精度限界が対策の限界にもなる。

1月13日
来年は年金年齢に。不退転の決意、捨て石になる覚悟、ネバネバ・・ギブアップ。貧乏人からもっと税金を取り立てる決意を表明する首相。最低賃金も派遣労働法も子供手当も約束を破られ、金も仕事もない若い世代に、俺様の年金のためにもっと税金を払え、なんて言えない。しかし国民年金では暮らせない。

内閣改造。問責2閣僚交代のついでに、文科大臣と法務大臣を替えるらしい。この二人、大臣としての仕事では特に落ち度はない。交替で強面に変わる可能性。子どもも大人も、ますます監視管理が強化されるのだろうか?大阪維新の会への流れは、自立した個人の放棄と強いリーダーへの同調願望。志願奴隷。

若い世代を経済的にも精神的にも飢餓状態におく事は、戦争をしたい勢力にとっては好ましい。アメリカ軍に志願する若者の多くは、それまでの閉塞的な環境から抜け出したい、退役後進学したい希望で集まる。日本の若者もその状態に近づいている。戦争が輝かしい自己実現の場や階段に見えてくるだろう。

1月14日
避難・残留、給食食材、瓦礫処理、国民投票・・・問題が身近になり、地域社会や個人の選択に関わると、考えが分散するのは当然。率直な議論の積み重ねが必要。己の感情をだいじにしながらも、冷静に根拠を示した議論の展開を。実名の意見への批判は、可能なら実名で。なおかつ大胆な議論の応酬を望む。

原子炉等規制法の改正「案」が「発表」された。寿命40年とするらしいが、当然抜け道は用意。このような小出しの弥縫(びほう)策でも、一歩前進と捉えるべきか?むしろ、国民意識をバカにした子ども騙しと見るべきだろう。40年の間に地震があってもなくても事故は起きる。即時全面原発廃止が基本。

各地の原発で、実は周辺に活断層があった、という報告が次々と。40年間の運転中に大地震が起きる確率は、年末ジャンボ1等に当たる確率よりはるかに高い。私はずっと以前から原発の危険を知っていた。しかし、それが今日起きるかもしれないという危機意識がなかった。明日、再び起きるかもしれない。

原発崩壊から10ヶ月、反原発側に多様な意見と方針が表れて当然。気心の知れた仲間内だけで話していると、自明の共通認識を疑わない事が多い。反原発に限らず、反戦、反貧困、反温暖化、反差別・・・自明と思う事から検証しないと、立ち位置の異なる人と議論が成り立たない。市民運動歴が長い程自省。

1月15日
瓦礫処理や除染を現地の雇用につなげる政策。地場産業が崩壊し膨大な失業者がいる現状では必要なのかもしれない。しかし、元来農林水産業に従事する人の収入は低く、高齢化し、年金があってやっと成り立って来た。震災復興事業の雇用が、意図に反して農林水産業から人を引きはがす結果にはならないか?

瓦礫処理や除染に大きな予算が組まれることは必要だ。しかし、それが利権のぶんどり合いや地場産業からの人剥がしにならないようにするには?農林水産業の規制緩和による外からの会社導入ではなく、地域の一次産業従事者が業種ごとの共同経営組織を作り、働く地域の瓦礫処理や除染費用をそこに投入も。

被災地の農林水産業復興を考えることは、他の地域に住む人にとってもそれぞれの問題につながる。年金を貰いながら農林水産業に従事して来た構造が、かろうじて生産環境を保全して来た面もあるが、低賃金と後継者不足で今や限界。TPPによる圧殺を阻止し、地域の従事者自身による新しい経営形態を。

半世紀前、テレビにケネディー大統領暗殺映像が飛び込んだ。以来マスコミは新聞・ラジオ・テレビの順位が変わっても、3媒体が主流。民間のコミュニケーションは手紙と電話にFaxとインターネットが加わった。どの媒体でもルール違反は存在。時間と金がある年輩世代の方から若者の交流に参加しよう。

1月16日
誰が除染を担うのか?莫大な予算が利権構造を生み、現場では住民・ボランティアと請負業者の反目も。専門技術も必要、住民をこれ以上被曝させたくない一方、業者は除染の効果が継続するか、住民がそこに住んでいいのかという検証とは無縁。なぜ汚染源の東電が直接除染しないのか?費用負担しないのか?

一部大手スーパーで食品の放射能表示、市民測定所も各地に増える。子どもの健康を願う親にとっては大きな前進。一方で零細小売店は日々仕入れる商品の測定が不可能。シャッターを下ろす商店が増えないか?流通の入り口での検査が基本。分散する前の測定が効率よく低コスト、原因判断と除去につながる。

ODAで放射能汚染された食料品を海外に送る計画があるという。飢餓に苦しむ人々が放射能測定できるはずがない。以前、飢えに苦しむ隣国に古米・古々米を送ればいいと言った人達がいた。おかずがなくても食べられる美味しい米を送るのが礼節。隣の親父が気に入らなくても子どもは救わねば。恥を知れ。

1月17日
なぜ議員定数を減らせば増税してもいいのか?議員は国民の代表ではないのか。議員が役に立っていないのなら、それは選んだ側の責任。まして震災と原発でやるべき事は膨大。選挙で国民が信任した公約の法制化は進んでいない。内閣と官僚が犯罪に加担し国民を守らない今こそ、国会のチェック機能は重要。

国会には様々な問題はあるが、有権者は選挙で議員を選べるし、有権者を閉め出す議員事務所はないだろう。しかし官僚は官庁が採用し、官庁には国民が自由に入れない。立法府を弱体化する事は行政の思うつぼ。既に司法は法による裁きより、行政の都合を優先している。第4の権力マスコミも行政べったり。

福祉の後退に対するイライラを国会議員の数の問題にすり替える行政とマスコミ。国民が持つ怒るということの気恥ずかしさを、世論の多数派であると思い込ませて安心させる。うまく言えないが、怒りを正当化したとたんにそれは腐る気がする。静かに、しかし引く事のないものを受け取れるか?心にあるか?

国会議員の中からも定数削減の動き。ひまで役に立っていないという自覚があるなら、辞めるか自己改造すべし。増税の交換条件というなら、どちらも国民にマイナス。人口当たりの国会議員数はヨーロッパに較べて日本は少ない。アメリカは少ないが州議会の立法権が大きい連邦制で、大統領も国民が決める。

早朝から阪神大震災の話がラジオに。この17年間が今生かされているのか?ボランティア活動は大きく進んだが、3.11直後に行政は市民ボランティアの活動を規制した。復興に投入された金は9割が中央大資本に流れ、地元の産業・中小資本は崩壊し、底辺の生活は復興しなかったという内橋さんの解説。

1月18日
一票の格差是正にからめて比例区80削減案。政権交替以降、二大政党制の幻想崩壊。国民総中流の夢が破れて格差の拡大と、過去の雇用や福祉制度でカバー出来ない様々な状態が現出する。多様な立場と意見を代表する少数政党が重要。中選挙区制に戻すことを含め、有権者と政治家の距離を双方から縮めよ。

原発ストレステスト今日合格発表と報道。マスコミはテスト結果を知っているらしい。視聴者に違和感がないのか?「やらせ文化」の延長と達観しているのか?工場の耐久テストだから、機械や構造や配管など叩いたり計測すると思っている人も多いが、想定データでコンピュター・シミュレーションするだけ。

昨日はラジオから「被災者の気持ちに寄り添う」という言葉が流れた。君が代・日の丸を強制する行政と裁判所。君が代・日の丸のもとで、命を奪われ、土地を奪われ、言葉も名前も奪われた多くのアジアの人々の気持ちには寄り添わない日本。子どもは学校で日本とアジアの現代史をほとんど教わらない。

http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi4至急注目してほしい。ストレステスト意見聴取会紛糾のその後を中継中。

朝から報道されていたとおり、ストレステストの結果に対する評価は、安全を確認し再稼働許可と最初から決められていた。その茶番劇から傍聴者を閉め出そうとして紛糾。人間の命をもてあそぶ官僚と学者と電力会社の猿芝居がストレステストである。

ストレステスト委員会に、後藤・井野両氏が参加する事で、何が出来るか疑問視する意見もあった。今、傍聴を求め発言する機会を要求した市民にとって、両委員の存在は大きい。今回はマスコミそろって注視する中で、両委員と多くの市民が会場に残っている。原発を停められるか、今後も重要な局面が続く。

19:20、傍聴者を入れずに別会場での会議の再会を通告。市民側が抗議中。

IWJの中継が途切れ現状は不明だが、今夜の事をどう報道するか、マスコミにとってリトマス試験紙になるだろう。抗議する市民を過激な跳ね上がりと報道する事は容易だろう。報道各社の上部やスポンサーのおぼえも良くなり、出世するかもしれない。しかし、次の事故が起きた時、彼らの責任は免れない。

別会場で何事もなかったかのごとく会議再開。おのれが原発再稼働のための操り人形にすぎないことを疑問に感じない人間性の崩壊。すでに結論の決まっている議論を演技する茶弁劇の役者達。

1月19日
NHKは前日朝から、ストレステストの結果から再稼働へ、という事をすでに既定路線かのごとく報道していた。委員から疑義が噴出し予定が崩れる可能性を、全く考慮する必要がないと判断出来る程の偏った人選。直接原発業界の金を貰った人だけでなく、政府主催の会議でいい子を演じる利得を委員は熟知。

昨日は見落としたストレステスト意見聴取会会場で抗議する市民の映像http://iwj.co.jp/wj/open/archives/2503強い既視感。70年代始めに、各地の公害被害者と支援者が、政府・業界・御用学者達に詰め寄った。40年間何も変えられなかったのか。今後彼らは、福島の人達の前でも茶番劇を続けるのか。

歴史は繰返したのではない。ずっと続いていた。他の事にまぎれて距離が空いていただけ。水俣は今も続いているし、原発問題は40年前からあった。政府・業界側の収束宣言が、マスコミ報道の終息、国民の関心終息に。女性殺害事件誤認逮捕を報道しているが、冤罪が起きる背景にある報道の姿勢は無反省。

公害被害の報道は、当初無視。ルポ記事で発掘報道するメディアが出ると、全社一斉報道。気の毒な被害者の声を伝える一方、加害企業の無過失の弁明や御用学者の嘘も併記する。加害企業や行政から不十分ながらも救済策が示されると報道も終息。以後も闘うグループを過激な跳ね上がり少数派と決めつける。

7:00NHKラジオニュース「昨日の意見聴取会の結果、保安院はストレステストの結果を妥当と評価」。別室に移って行われた会議内容や終了後のぶら下がり記者会見内容とかなり印象が違う。今回は「素案」、2月8日の次回までに、という言葉から受けた印象とNHK報道に隔たりがある。既成事実化。

1月20日
7時NHKラジオ「ストレステストをめぐる反発が強まる」と、解説員による「保安院が意見聴取会で直接傍聴を排除した事、委員2名欠席、3.11以前の安全基準でシミュレーションしている事、福井県知事のSテストによる再稼働を認めない発言」等報道。会場内外の抗議や反対2委員の存在一定の効果。

今朝もラジオから「XX線OO駅で人身事故。運転再開は・・・」という報道。事故に遭った人の様子は伝えない。視聴者の関心は電車の運転状況だろうか?迷惑事件扱いに疑問を感じない社会。脱線事故ならまず乗客の安否を伝えるはず。原因が病気、過失、自殺であれ、命より通勤優先の報道。自殺を隠す。

by maystorm-j | 2012-01-22 05:30 | Twitter M.Journal
2012年 01月 15日
Twitter M.J. から  1月1日〜10日  2012年 
振り返ってみると正月のTwitterには、個人的な記述が目立っていました。放射能に汚染された食品、その生産現場である農林水産業の問題、震災瓦礫の処理について、どこで誰がどのようにという問題。自分と震災津波被災地・被災者、自分と原発被害地・被害者という離れた関係ではなく、自分と自分の住む地域社会がどのように関わるのかという視点、さらには低線量被曝・低度汚染環境という、自分自身と地域の問題として考えなければならない状況にあります。

Twitter MaystormJournal 2012年1月1日〜11日 まとめ

1月1日
年末の経産省前で語られた「福島の女達(と出世をあきらめた男達)の闘い」()の中を「何が大切かを知る男達」にと訂正が入った。私個人としては、前者の方がすっきりする。映像に映る男達に共通するささやかな覚悟。ラジオで読まれる投書には、全国で退職後蕎麦打ちを生き甲斐にするたくさんの男達。

例年ならこの時間、県境で初日の出の写真を撮っている。2日以降に出す年賀状に使うためだが、今年はその気になれない。仕事の関係で出す予定がかなりあるのだが。急いで読みたい本がいくつかあって、3時から机にかじりつく。その間、PCは年末の放射能住民説明会映像を圧縮し、DVDに焼いている。

蕎麦を打つ男達のこだわりとうんちく。良い素材と正しい方法こそが美味しい蕎麦をという信念。一人一人がきちんとしていれば社会はきちんとする、という「修養」が先行する。自分の立ち位置から自分の言葉で語ろうとする時、言葉も論理も途切れ乱れ揺らぐ。放送は多くの整った新年の決意を流すだろう。

事故調査検証委員会の記者会見。討議されていない事柄に個人的意見を滔々と述べる畑村委員長の翳りのない風貌と声。事故の収束を宣言する野田首相も同じ。風貌は異なるが、福島を日本一の長寿県にするという細野大臣からも、一筋の陰すら感じられない。事件と呼ぶことに、東電原発放射能広域汚染事件。

今回放射能で死んだ人はいないという。放射能のため津波被災者の救援に入れなかった広範な地域。地震に耐えて残った病院・福祉施設から避難しなければならなかった入院入所者のどれだけが、避難途中や避難所で亡くなったのか?自宅を離れた病人・お年寄り。自殺者。統計すらない。事故ではなく事件だ。

調査検証委員会は責任を追及しないと言う。当然だ。事件の加害者側である政府により人選委嘱された会議にそれを期待していないし、司法権のない彼らには責任を確定する能力も権限もない。それを、免責しなければ当事者の証言を引き出せないと、免責によって真実が明らかにできるかのごとく振る舞う。

昭和の戦争で、日本は731部隊に象徴される人体実験をくりかえし、大勢の人を生きたまま実験材料とし、殺し捨てた。敗戦と共に証拠を消し、実験データを米軍に提供する事で免責された。関係者の多くが国立大医学部、官庁、製薬企業で出世。その体質の延長に薬害エイズ・肝炎、そして福島医大の調査。

昭和の戦争で殺した2000万人。大逆事件以来冤罪100年の歴史。阪神震災死にせまる関東大震災後の朝鮮人虐殺、強制連行・強制労働・強制慰安婦。植民地支配。数々の公害事件。昔は事件の首謀者が切腹、今は度々中間管理職の謎の自殺で、責任はウヤムヤに。過去も現在もこの国は責任を検証しない。

この数日、多数の本をネットで注文しカードで決済。PC画面に映るカードの名前。自分の名前が英語表記で名・姓の順序に違和感。英語日本語にかかわらず私は話す時も書く時も姓・名の順。逆転に違和感を持たない人に、創氏改名を強制された屈辱が想像出来るのか?伊藤博文の顔入り紙幣を使った無神経。

このTwitterをフォローして下さっている皆様、ありがとうございます。私の方は,タイムラインに乗ってバラバラに届けられるよりはまとめて読みたいので、皆さんをフォローしてはいませんが、週2回ぐらいは拝見しています。お顔を思い浮かべながら、あるいは想像しながらまとめて読んでいます。

1月2日
メイストーム・ジャーナルと名付けているが、私はニセジャーナリスト。ほとんどは現場に行かずに書いた。現場から発信される様々な言葉と映像を受け取り書く2次表現。本業は生活工芸作家で、生産性が低い故の長時間労働。飛び回りたい気持ちと、しかし現場に行けば語り伝える立場でいられるだろうか?

現場に行っていないからか、津波が引き起こした事実について語る事をためらう。原発と放射能について、今この国にいる全ての人は当事者で、ずっと前から現場にいた。加害性と被害性は個々の人間にそれぞれ具体的にある。書くという行為について書くと言うのは、やはり余計な包装紙?言い訳めいてくる。

1月4日
IWJ百人百話を聞く。子どもや孫を放射能汚染地に住まわせるか?という詰問を原発推進派や放射能安全派に投げたくない。子も孫も親とは別の人格。汚染地を去るも残るも、それぞれに権利と事情がある。しかし東電・行政・医療・教育の関係者が、家族を避難させた事を隠して、安全と言うのは許せない。

西日本の温暖な地方の役場と農協で聞いた。優良な水田でも所有者が耕作できない場合、10aあたり地代を10,000円ぐらいに下げないと借り手がつかないという。耕作希望者がいなければ、雑草管理のために所有者は有料で人を雇う。TPPは確実に農業を蝕む。一方には放射能で農地を奪われた農家。

戦後の混乱期に東京で生まれ、育った世田谷は当時とはまるで変貌。神奈川県に7年、その後信州に。既に人生の半分以上を今の町で過ごすが、土地には縛られない仕事、ふるさとと感じる地はない。あぶく銭目当てで動く土地柄を好きではないが、自分で選んで来た以上、知らん振り出来ない事も少しはある。

正月休みに放射能問題を話し合った家族は多いだろう。低線量とは言え健康被害が出る確率はあり、高いと感じるか低いと見るか。行政や個人の行動で予防出来るものは対応するべきだ。科学的基準や予見とともに、感受性に個人差がある子供への、時間と遺伝子を半分共有する親の観察と直感も無視出来ない。

1月5日
堤(西武)は手放す予定の塩田経営跡地が、福島原発予定地だと内密に政治家から聞き、地元の地主達が売却を了承後もごねて、1964年東電に高く売る。戦後軍の飛行場跡地3万円で払下げを3億円で売却。西武が築いた観光地軽井沢に、福島原発の放射能が降る。歴史の皮肉。佐野眞一/津波と原発を読む

用地買収の時系列には佐野眞一氏記述と若干矛盾する資料もあるが、衆議院議長も務めた堤康次郎が原発建設の利権に絡んだ事実。民間地権者は国土(西武)と同額の買収を東電に確約させるが、全96万坪に5億円、内国土30万坪に3億円で計算が合わない。払下げ国有地で莫大な利益は軽井沢の歴史でも。

若い世代の、愛する美しい軽井沢が放射能に汚染された事を悲しみ怒り不安に思う気持ちを否定はしない。しかし30数年前、ここに移り住んだ時、この町のありようを問い続けていた一人の年輩者から別の歴史を学んだ。米軍演習地計画、青線誘致計画、利権と強権の国有地開発。今も堤康次郎の銅像が立つ。

1月7日
軽井沢町の町章を掲げ、「軽井沢」という名称のTwitterがあります。役場関連なのか個人なのか判りません。一昨日、軽井沢の歴史がらみのツィートを書いたところ、さっそくリツィートされ、フォローされましたが、その後内容を読んだらしく、すぐに削除され、フォローも外されました。なるほど。

1月2〜3日のセシウム降下量が福島市内で急上昇。http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1285/2012/01/1285_010618.pdf3号機取水口付近の海水中濃度も5日には急増http://savechild.net/メニュー/被曝・・から

セシウム降下量急増の原因が、原発からの放出か、既存の放射能が風で舞い上がったものかはまだ判らないようだ。とりあえずマスク着用、外出を控えようと武田邦彦さんは解説http://takedanet.com/行政は住民にむけて、すばやい公表と注意喚起すべき。避けられるリスクは避けたい。

原発即時停止という大テーマの他に、低汚染地域であれ地域住民として取り組まなければならない課題がいくつもある。食品の安全については、大人・子ども・給食等に応じた具体的な判断が要求される。震災の汚染瓦礫処理についても、住民間、住民と行政、地方行政と国、複層的な議論・協議・協定が必要。

前述の二つの課題では、被害者支援という大義と安全という本音がぶつかる。どちらもそれぞれの生きる権利から発する。科学と技術に対する深い理解も必要。善い正しい決着が外部からもたらされることを望む人が多いこの国では難しい課題。ディズニーワールドとは反対の現実。どちらも切り捨てられない。

@magosaki_ukeru 連続ツィート「安保騒動」の指摘。60年安保デモの背後にアメリカの岸下ろし策動があったというもの。真偽の検証極めて重要。近年多くの「民主化」デモの背後にアメリカの策動が見える。半世紀前にもそれがあったのか?私には子どもの頃の記憶。存命の関係者も多数。

今朝1月7日、孫崎享連続ツィート「安保騒動」は重要な指摘。60年安保デモの背後にアメリカの岸下ろし策動があったというもの。真偽の検証極めて重要。近年多くの「民主化」デモの背後にアメリカの策動が見える。半世紀前にもそれがあったのか?私には子どもの頃の記憶。しかし存命の関係者も多数。

1月8日
ブログMaystorm Jouranl 久しぶりに更新しました。 「給食食材と震災瓦礫 Twitter MaystormJournal 12月11日〜20日まとめ」

1月9日
ブログMaystorm Journal 更新「汚染された落葉の処理 Twitter MaystormJournal 12月21日〜31日」

1月10日
不意に吉田司「下下戦記」を思い出す。水俣を描いた本では異色?異端に近い。梁石日も「差別」では同様。本の筋よりも、その舞台から強く立ち昇ってくる臭いの記憶が残っている。水俣から福島を見る事も人も多い。しかし、私はまだ福島の臭いを腹に吸い込んでいない。2週間きれいごとを書きすぎたか。

by maystorm-j | 2012-01-15 08:39 | Twitter M.Journal
2012年 01月 09日
汚染された落葉の処理 Twitter MaystormJournal 12月21日〜31日
以前から町民による放射線量測定が行われていて、軽井沢町内に周辺市町村より線量が高い場所がある事が指摘されていました。町役場も当初及び腰ながらも、学校や保育園、児童公園などでは測定を始め、線量が高い場所を小規模ですが土の除去などの対策を行いました。

10月末、文科省の航空機モニタリング結果が長野県も発表され、軽井沢から佐久市・佐久穂町にかけての群馬県境地帯の汚染が明らかになりました。この事も通称「早川マップ」、民間人による線量測定や野生キノコの測定などで、早くから言われていた事を、やっと行政が認めたという形になりました。

長野県知事は落葉に放射能が高い事を懸念して、県内の落葉たきの自粛を市町村に要請しましたが、軽井沢町を見る限り、その徹底はなされず、住民や別荘管理業者による焚き火が多く見られ、さらに落葉を回収して腐葉土とする動きも止めきれませんでした。

一方では、正月休みに外遊びする子どもや孫、都会から帰省する子どもへの影響を考えて、周辺の落葉を処理しておきたいという親や祖父母も多く、庭に穴を掘って埋めておくには、樹木の多いところではおさまりきれないという声も聞かれました。内陸で雪が少なく乾燥し、風が強いため放射能の舞い上がりも考えられ、明確な対策が立てられないまま、正月を過ぎました。

昨日のブログに書いた、12月27日の県による住民説明会終了後、県の担当者に落葉の焼却について話を聞きました。軽井沢町のゴミ処理では佐久市内にある焼却場を利用しているのですが、そこは99.99%除去出来る高性能のバグフィルターが装着されているという事です。しかし、放射能に汚染された落葉などの焼却についてのシステムは出来ていないようでした。放射能が濃縮残留する焼却灰の行き場についても明確ではありませんでした。

汚染が西側山間部に限られている佐久市・佐久穂町の一部にくらべると、軽井沢町はいくらか線量は低いのですが、汚染面積は広く、住居地域や別荘地域となっているため、人口が多い生活地域が汚染されています。今後も汚染された土・落葉落枝、薪ストーブの灰など、処理方法が決まらないまま、問題が先送りされていくでしょう。町内で人気の薪ストーブについても、薪の樹皮は別に処理することが望ましいでしょう。

軽井沢の汚染ゴミを佐久市で焼却する事が許されるのか、という議論も、行政のシステムを越えて住民自身が検討する必要があるでしょう。その事はさらに、原発事故被害地の瓦礫処理をどう考えるかという問題につながります。

Twitter MaystormJournal 12月21日〜31日 まとめ

12月21日
20日、細野大臣の外国特派員協会会見http://www.videonews.com/asx/press/111219_hosono_300.asx途中退席予定にも関わらず、長々と原発作業員達から聞いた話を披露。いかに美談であっても、裏付けのない伝聞情報をまともなジャーナリストは報道しない。自分の職責と冷温停止状態宣言の重要性をはぐらかす意図が露骨。

前述会見で細野大臣、作業員達の苦労を賞賛。他方、冷温停止状態宣言に対する現場の声が違う形で漏れ伝わる。作業員はジャーナリストの直接インタビューに対し、名前も顔も伏せ声も換えて語る。大臣が大臣の顔のままで用意された作業員から聞き取る事の限界、水戸黄門も笑うだろう。得々と披露する愚。

細野大臣「福島原発は原子力安全規制の国際研修道場に」「福島を除染と低線量被ばく医療の研究拠点」「廃炉作業の無人化技術の拠点/日本のロボットの優秀性見せる場」の3点強調。福島とその周辺に、あるいは遠く避難した人々の心と暮しとの間に深い溝を感じる。安全と技術の実験室 と見本市なのか?

細野大臣は相変らず低線量被ばく発癌リスクを喫煙・野菜不足・運動不足と比較。他のリスクに上乗せ加算される事を無視。他のリスクを減らし福島を日本一の長寿健康県にすると言う。他のリスク軽減は全国的課題。被ばくリスク隠しのためではない。食と運動は個人の好み。しかも選択のできない人もいる。

内閣府のコスト検証委、事故原発4基の廃炉費用3200億円と試算し、原発発電コストを計算。30年はかかる廃炉作業が年間100億円で済むはずはない。人件費にも満たない。細野大臣の言う「日本の優秀なロボット、無人化技術で廃炉作業」という漫画。もんじゅ一基、何もしないでも年間200億円。

金正日死亡後、発表まで一日半余。その間、異変の兆候を伝える報道を聞かなかった。蚊帳の外につながれている日本政府はともかく、アメリカでも音無しか? イスラエルが絡み、石油のあるイランに較べると、北朝鮮はアメリカにとって重要性が数段低いのか。あるいは既に出来ているシナリオ通りなのか?

12月22日
宮城県では、震災被災家族で生活保護受給の410世帯に対し、義援金や弔慰金を収入と見なし、保護費を打ち切った。http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111221t11016.htm被災すれば、それまでの生活維持費に多くの出費が加わらざるを得ない事情を無視。放射能のリスク同様、「被害は足し算」を理解出来ない役人。

12月23日
夜の街を徘徊する趣味はないが、今年はクリスマスのイルミネーションが少ない。商店は客寄せだが、一般民家のにぎやかな電飾は、他の鳥の羽で飾り立てたカラスのように思える。節電の呼びかけではない。暗い夜が好きなだけだ。凍てつく空気に冬の高原では星が輝き、見下ろす街の灯りには温もりがある。

街では動くトナカイのイルミネーションが人気。しかし、その傍ら今年もたくさんのシカを殺さなければならない。増え続けるシカから農業と生態系を守り、交通事故による人身被害を防止する事が急務である。TPPで中山間地の社会が崩壊し、新自由主義型経営の農業になれば、誰が自然と人間を守るのか。

40年前、山村社会の崩壊は燃料革命のためと言われた。近代化の中での小さな弊害という説明である。木材輸入の自由化により、国産材の価格が低迷し、若者は都会に出て、山の手入れをする人手も費用もなくなった事は隠された。TPPでは平地の農業も同じ道をたどるが、今農村の労働力は行き場がない。

12月24日
郡山市の小中学生が集団疎開を求めた仮処分申請を16日福島地裁が却下。http://www.videonews.com/asx/special/special_111223_fukushima_300.asx 細野大臣にも見られるが、100mSvまでは危険が証明されていないから容認という判断を含む。1ミリ、20ミリ、100ミリを行政は使い分け、避けられる危険を強要、補償しない。

仕事を止めて夕食。ラジオからクリスマス・ソング。「絆」を強調するアナウンサー。万事お金の世の中が絆を弱めたという。どこにいて何を見ているのだ。金がなければふだん容易には絆を結べない。仕事がない人達はアパートの一室でカップラーメンをすすっているのか。部屋もない人は寒波の下今どこに。

メリークリスマスと言い、一週間後には正月を祝うのだろう。放送するアナウンサー達は、嘘を言い続けて大勢の人々を被ばくさせた。マイクに向いながら、いま葛藤はないのだろうか?めでたい言葉や音楽で癒そうとでも思っているのか?嘘を言った責任から辞めさせられた人、自ら辞めた人の話は聞かない。

人に誇れる生き方をしてきたわけではないが、一つだけ小さなことが・・親の家を離れて40年、一度もNHKに金を払った事がない。何度か集金人と議論したが、この10年はテレビがないので、それもなくなった。ラジオは早朝4時から7時過ぎまで聞く事が多いが、以後も5台のどれかがしゃべっている。

12月25日

政権交代の約束は次々と反古にされ、政治に灯りも温もりも消えていく。古くから伝わる子守唄には、雪のちらつく季節、子守りに出された娘が歌うものが多い。お盆と正月には社会の亀裂が明瞭に見える。「おどま勧進勧進あん人たちゃ良か衆」中日新聞24日社説http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2011122402000011.html

ブログMaystormJournal更新http://maystormj.exblog.jp/15163483/学校給食で放射能基準強化が進むが、その背景に厚労省に食品安全基準の見直しがある。一歩前進と評価したい一方、野田首相、細野大臣により福島で住民は被ばく住環境を強要される。福島と他県の分断につながる動き。

12月3日ツィッターで、学校給食をめぐる森文科副大臣、文科大臣、厚労相のせめぎ合いを森つぶしか?と書いた。実際は閣僚・官僚からよりマスコミのバッシングが強かったようだ。22日明治大学でのシンポhttp://www.ustream.tv/recorded/19317792で森ゆう子発言。鉢呂発言と同様マスコミが露払い。

震災以来「絆」を称揚する放送を何度となく聞く。都会暮らしのサラリーマン・アナウンサーは知っているだろうか。町内会費、区費、消防団、お祭り、社協、赤い羽、その度千円単位の出費。道路清掃、公民館掃除。回覧板が回るので2日間以上家を空ける時は隣に連絡。絆にはコストと労力。そして排他的。

絆と縛。入会地が農業を支え、結が相互扶助、講や無尽が構成員の希望をかなえるものであった時代、絆のコストは許容された。戦中、町内会隣組は非国民の言葉で戦意向上と若者の戦死を強要した。福島では同じ言葉が、被ばく環境に残留を強要し、既に被ばくが累積する住民に除染ボランティアを強制する。

12月26日
玄海原発定期検査で停止。一ヶ月前に反対を押し切って再稼働。原発は稼働・停止の繰り返しがストレスになって危険が増す。再稼働は電力事情に関係ない政治的セレモニーだった。停止で九電は5%節電呼びかけ。冷房と違い暖房は電気以外に多種の熱源有り。節電なら目標50%、不買運動は消費者の武器。

IWJ9チャンネルhttp://iwakamiyasumi.com/ustream-schedule/ustream9福島の「百人百話」。仕事しながら一人ずつ聞く。SPEEDIの情報を隠し大勢の人を被ばくさせた事、一般人は年間1mSvまでという法令に反する食品500Bq暫定基準で子どもに学校給食を強要した事の犯罪にあらためて怒りを感じる。

12月28日
子ども手当をローン返済に使っている家庭に対し、子どものために使うようにという政府の言葉を報道。家計は官庁の予算のように費目が細分化されているわけではない。家のローンが子どものためではないと、高級官舎に住む役人に言われたくない。給食費が払えない可哀想な子どもに恵んでやるという意識。

12月30日
消費税増。負担を強いる際、「貧乏人には恵んでやる」という給付制がついてくる。傲慢と屈辱。選別給付は役所の人件費増。被給付者は車を持つなパチンコするな、と官民の合唱。子供手当でもそうだが、給付は一律にし、所得税率上限を上げて高額所得者からは回収するのが、経費節減、社会的責任の分担。

暮れの30日、ラジオも浮かれ口調。商店は忙しく、郵便局も銀行も月末の支払いで混雑。田舎では掃除、餅つき、しめ縄作り。帰省する親戚を迎える準備。去年と変わらない風景がある地域と、それが壊された地域。マスコミはボーナスと休暇と帰る所のある人々向け。都会にも被災地にもそれがない人多数。

12月31日
以前から周囲の人々にPCとネットを勧めてきた。私の信頼度が低くあまり効果はなかった。PCやネットを始めた人達は、私が言わなくても状況から必要性を読み取っただろう。情報格差が祖父母世代を子どもの安全の妨げに。見えないリスクを理解するには、経験を疑い、情報受信力と想像力、発言と検証。

若い世代に苦言。親にパソコンを勧める時、自分のお古を押し付けない事。若葉マークの年寄りに、使い古したオンボロマニュアル車を押し付けるようなもの。PCは年々進化し価格も低下。ワクワクドキドキ楽しく使える道具を。初心者は情報格差のストレスより、目の前のPCを楽しめないストレスが強い。

by maystorm-j | 2012-01-09 06:30 | Twitter M.Journal
2012年 01月 08日
給食食材と震災瓦礫 Twitter MaystormJournal 12月11日〜20日まとめ
状況の動きに振り回されて、なかなかまとまった事が書けません。12月27日には、軽井沢で周辺住民に対する長野県の説明会がありました。副知事以下県庁の担当者30名余がそろいながら、講演と質疑応答こみの企画だったため、充分な時間がないままに終りました。また、放射能の健康被害対策が中心でしたが、実際の暮らしの中では、給食、落葉対策、土壌除染、放射線量や含有放射能量の基準と測定システム・・・関心がもたれているテーマが思ったより広汎で、一つ一つのテーマについての議論の深化は困難でした。

夜間に講演者と30名余の出張・時間外手当を使って、セレモニーを行ったという感じも残りました。給食の食材問題一つとっても、安全とはどういう状態を想定するのかという「安全思想」から、基準のあり方、測定のシステム、安全な食材の供給方法・調理方法・・・現場の具体的対応にいたるまで、行政・住民双方にとってはじめて体験する事態ですから、時間を充分かけて検討することが必要です。

県知事は、放射能が検出された食材は給食に使わないという方針のようですが、自然環境から得られる食材であれば、放射能ゼロということはあり得ず、具体的な検討と対応策を詰めていかなければならないでしょう。

食材の放射能汚染問題と被災地の瓦礫処理問題は、住民と行政が今後も議論を重ねて行かなければならない、個人の生き方と地域で生きるという視点から、日本という国のありようを探るところまでを含む、重大な課題です。

より高度に被曝・汚染された地域の被害者をどう支援するかという「大義」と、低汚染地域であっても健康被害を避けたいという「安全」の問題が、ともすれば対立してしまいます。どちらも、それぞれ全ての人の生きる権利から発する問題で、それが対立してしまわない対応策を模索しなければならない、あるいは妥協点・がまん点を探らなければならない状況に、我々は置かれていると考えます。子どもに対するリスクを極力避けながら、具体的な基準と方法を当事者である住民と行政で作り上げなければならないでしょう。

遅くなりましたが、Twitter MaystormJournal 12月11日〜20日のまとめです。

12月11日
TPPで予想される「未来最恵国待遇」は、将来他国と結んだ協定にTPPより有利な規定があれば、自動的にTPP国にも適用されるという条項。二国間交渉では、譲り合う部分が双方にあって、バランスをとる。譲った部分だけがTPPに適用されたら、一方的に不利。国の外交交渉権を放棄する主権崩壊。

リニア新幹線は景勝地をぶち抜いて造られる。信州では、経済効果もリスクも議論されず、淡い希望だけが流れる。むしろ、取り残される恐怖心の方が誘致を押す。佐久の田圃に新幹線の駅が出来、大商業資本が集中し周辺商店街はシャッター。誘致しなかった小諸は沈むが、いま違う生き方を模索する動きも。

米無人機はイランのサイバー攻撃で着陸へ制御。捕捉を想定した自爆装置はなかった?サイバー攻撃技術が進めば、敵国の無人爆撃機を逆用したり、敵国発射のミサイルを逆に送り返す事も可能か? 軍事技術の発達は軍事技術を無意味化し、その不安からさらに軍事技術へと突き進む。いつか脱却しなければ。

12月13日
久しぶりにブログ更新「食品の放射能汚染基準 その1 食品安全委員会」http://maystormj.exblog.jp/15100886/ 7月下旬の厚労省食品安全委員会見解と3ヶ月後の答申内容を振り返ってみました。食品の放射能問題を、学校給食や測定技術、測定の制度化など、いくつかの視点で書きたいと思います。

12月14日
時折り紹介してきました東信地域のお母さん(+お父さん)グループの、軽井沢町議会に提出していた陳情が、委員会の全会一致で採択されました。あわせて、町が食品の放射能測定器購入と、学校給食において希望者に弁当と水筒持参を許可という報告があります。http://teotsunagou39.blog.fc2.com/blog-entry-59.html

12月16日
15日午後、軽井沢町内の1児童公園空間放射線量を県と町が合同測定。双方の機器と測定法を検証する作業と同時に、住民も立会い線量などの意見交換。現場のようすを録画した。時にはカメラの存在が行政側を誠実にすることもある。公務中の公務員はともかく、住民側は私人であり肖像権への配慮も必要。

福島県の推計では、浪江、飯館、川俣の住民1730人の事故後4ヶ月間平均外部被ばくが1mSv強だという。事故直後の原発周辺で線量計が振り切れるという状況の中に住民が残っていた。県の推計に疑問を感じるが、もしそうなら1mSvですんだ住民になぜ行政は年間20mSvの被ばくを強いるのか。

12月17日
政府は統合記者会見を止めると発表。マスコミ側からの要請とも言う。ステップ2完了宣言と現実との隔たりは大きい。現実を検証する場が一つ失われる。人間は現実の中に生きている。偽りのたてまえを、脅しと弱みにつけ込んで押し付けてくるだろう。札ビラで背中を押す事すらしない。分断と隷属と排除。

事故を起こしたタンクローリーが4台。まだブスブスと燃料は燃え、積荷の毒物はたれ流し。道路も鉄道も工場も閉鎖のまま、周囲の住民だけが汚染環境に戻され、撒き散らされた毒物の除去にタダ働き。事故は収束したと言う。事故を起こした運転手も会社も車のメーカーも監督者も罰せられないまま居直る。

どうか見てください。http://www.ustream.tv/recorded/1917872以下、最後の統合記者会見録画。会見場で、フリーのジャーナリストの姿は巨象の足に食らいつく蟻の群れに思えた。腹にも頭にも届かないが、それでも執拗にひとかけらの情報を齧りとっていく。それを無駄にはするまいと、映像を見続けた。

統合会見終了は、フリーのジャーナリスト達の敗北ではない。バラバラだった彼らは今、ネットを駆使し、強い連帯関係も作り上げている。これからも食らいついていくだろう。彼らの情報を充分に使い切れなかった私たちの責任。変化に対応できず、過去の運動様式への固執。情報に己の思念をのせて表現へ。

二つ前に載せたURL では会見動画につながらないようですので、二つの動画URL再掲示します。 統合記者会見 録画2編 http://www.ustream.tv/recorded/19178727  http://www.ustream.tv/recorded/19180058

細野大臣は統合記者会見を打ち切る理由の一つに、マスコミ側からの要請を挙げた。マスコミ記者が統合会見で、会見の打ち切りを訴えたことはないし、彼らの報道で表明した事もないだろう。つまり「陰口」である。記者クラブ所属メディアによる独占と歪曲報道へ。公の場で要請ではない、陰口を乗る異常。

この9ヶ月、周囲の友人・知人にパソコンとネット情報を勧めてきた。あまり効果は上がっていない。マスコミが本当の事を伝えていないという認識は多くの人が持っている。だが、自分から進んで情報を探す人は少ない。後で、2011年12月16日が歴史のターニングポイントだったと悔やまないよう・・

12月18日
自由報道協会に集うフリージャーナリスト達。 http://www.ustream.tv/recorded/19182178 統合会見が終わって、悔しさや虚しさを見せずに、冷静に振り返りながらも、漂う人間味。梁山泊の渦? 

12月19日
山内知也さんの話、録画http://www.ustream.tv/recorded/19217458自分の判る範囲を確認しながら訥々と語る。放射能については、原発推進・反対双方に裏付け出来ない部分が。判らない危険は回避が基本。聞き手に考える間を与えず、都合にいい事象をあっちこっち摘み食いするアジテーターが双方に多い。

山内さんは汚染農地を耕作せず、芝生の種を蒔いて、根と土ごと剥がす作業を何度か繰り返せば良かったと語る。4月11日、私はブログ「放射能汚染された農地の再生 飯舘村」http://maystormj.exblog.jp/13358302/で牧草をと書いた。勉強不足で自信がなく、飯舘村にのみ伝えた。後悔する事が多い。

日本の個人と企業の貯蓄は莫大。その2%で震災復興費は足りる。10%で福島と周辺の被害者全員を救済出来るのではないか。供出しろというのではない。内需拡大に金が循環する仕組みと、金融取引に対する課税。所得を増やし国民の負担能力を高める方向。最低賃金・派遣労働さえ公約を果たせない政権。

12月20日
弁護士・フリージャーナリスト日隅一雄さんの連続対談企画。http://www.ustream.tv/recorded/19249824以下4編。マスコミ報道を検証する討論。日隅さんを初めて見たのは、記者会見場で必死に食い下がる動画。以来、統合記者会見を見続けて、多くのフリージャーナリストが掘り起こす情報に接してきた。

by maystorm-j | 2012-01-08 05:59 | Twitter M.Journal