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2010年 05月 31日
オオブタクサを抜きませんか?  5月31日 2010年
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                    (写真をクリックしますと、拡大されます)
 10年以上前からではないかと思いますが、私が住む標高900m ほどの町の空き地や道路際に外来種のオオブタクサが侵入しています。北アメリカ原産のキク科植物で、戦後日本に侵入したと言われ、全国的に分布しているようです。写真の下半分は休耕地を覆いつくすオオブタクサの大群落で、背丈は3mに達し、他の植物を排除する密集群落をつくります。株が小さいうちは、葉に裂け目がない事もありますが、大きくなると3~5裂の手のひら状の大きな葉がつきます。

 セイタカアワダチソウ、セイヨウタンポポ、ヒメジョオン、マツヨイグサの仲間など、大きな群落をつくる外来植物がいろいろありますが、今回とくにオオブタクサを取り上げる理由には次の二つのことがあります。

 写真でもわかるとおり、オオブタクサの群落は非常に密集していて、他の植物を完全に排除してしまいます。私の町では昔、広く草原が広がり、火砕流跡にできた水はけの良い乾燥草原から、湧水地帯に発達した湿地草原まで、バラエティーにとんだ植生が見られました。戦後急速に森林化と開発が進み、草原が減ってしまいましたが、ほそぼそと残っているアサマフウロ、サクラソウ、キスゲ、フシグロセンノウ、マツムシソウ、オミナエシ、ワレモコウなどの在来の植物が駆逐され、オオブタクサに占有される可能性があります。多様な植生が保持する多様な動物群も、オオブタクサ一色の単純な環境では、生き続けることが難しくなります。そこに住む人間にとっても、周囲の生きものが単純化することは、いろいろな環境のゆらぎを修復する力を弱めて、生きづらくなりますが、その点についてはおいおい具体的に書いて行きたいと思います。
 
 もう一つ大きな問題なのは、右上に花の写真を載せましたが、オオブタクサは風媒花で多量の花粉が初秋から飛散し、花粉症の原因になります。今後、スギ花粉症に次ぐほどの患者発生の可能性があります。原産地では5~15%の人が発症しているようです。人口2万人弱の小さな町ですが、毎年数千万円の医療費を自治体が負担し続ける事になるかもしれません。周囲の人たちに聞くと、もっと高い割合で発症しているような気がします。

 今年は、スギ花粉症が例年よりひと月早く、1月中に発症し早い時期に終了しましたが、一部の人ではその後も花粉症の症状が残っています。私は医者ではないので、原因物質を検査してもらうようにお勧めするしかありませんが、以前知り合いでアカマツの花粉症の人がいました。アカマツの松枯れが、西の低地から隣町まで進行しています。枯れる前にアカマツは大量の実をつけるといわれていることから、花粉量が増えている可能性がありますが、あくまでも推測です。

 戦後一時期、もう少し小さいブタクサという外来種が日本に侵入し、花粉症の原因になりましたが、20年ほどで衰退し現在はあまり見られなくなりました。セイタカアワダチソウも減っていると思います。 今後、オオブタクサがどうなって行くのかは、今のところわかりませんが、今も増え続けている事は確かです。天敵が存在するかどうかはわかりません。昆虫などに食べられている様子はありませんし、数年にわたって観察している大群落に他の植物が侵入していることもありませんので、今のところは無敵の侵略者のように見えます。

 若いオオブタクサは数回刈り取っても、根が残っていれば再生します。大きくなると、鎌では容易には切れないほど強い茎になります。左上の写真のように小さいうちに抜き取るのが良いようです。

by maystorm-j | 2010-05-31 05:28 | 暮らし
2010年 05月 29日
糞ころがし2匹  5月28日  2010年
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3年前の8月15日に撮ったフンコロガシ(たぶんオオセンチコガネ)の写真です。夏の暑い盛りに、焼き付くような舗装道路の上で、サルの糞を丸めて転がしている2匹の虫を見つけました。

28日朝、鳩山首相とオバマ大統領が電話で会談し、その後に日米共同声明が発表されました。閣議での署名を拒否した福島大臣は罷免され、政権は大きな転換点をむかえました。きわめて第三者的な言い方をしていますが、言葉のプロではない私は昔から、怒りや悔しさが大きいほど言葉が沈潜してしまいます。

社民党にとっても、政府の一員としてやり遂げたい課題がたくさんあったと思います。過去の法や政策の見直しと新しい立ち上げを期待する多くの国民がいます。自民党、特に小泉・竹中のもとで多くの人が命を落とし、さらに多くの人がギリギリのところにいます。新政権に期するものは、私の中にも少なからずありました。

「一寸の虫にも五分の魂」ということばをなぜか思い起こしました。誰かが「一寸の虫」であるというわけではなく、ただ唐突に・・・です。福島さんの「沖縄を裏切る事はできない」というのとも少し違います。いきがってみたところで、今までだってたいした事できていないじゃないかとか、この問題はともかくとして新政権はそれなりにいい事もいろいろやってきているじゃあないか、等々「大人の対応を」という内からのささやきも聞こえます。それでも、曲げられないもの・・・。これまでに、いくつもの分かれ道で、なんど間違えてきた事だろう。生きにくい人間なのか、生きにくい国なのか?


 池田加代子ブログに、「韓国哨戒艦の沈没原因は座礁ではないか?」という報告が書かれています。

by maystorm-j | 2010-05-29 08:37 | 社会
2010年 05月 26日
鳩山首相の功績?  5月26日 2010年
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 沖縄をめぐって鳩山政権は上下左右、周り中からの怒りや嘲笑をかっています。ここにいたって「辺野古しかない」と、言葉の上では双六の振り出しに戻った感がありますが、けっして9ヶ月前に戻った訳ではないことは明らかです。
 逆説的になりますが、新政権の一番の功績は、誰でもが政権に反対しても良いということを教えた事ではないでしょうか? 嫌なものは嫌だと拒否する権利があると気づいてしまったのでしょう。秩序を維持するためのより有効な対案を提示し実行できなければ反対してはいけない、などという重しがとれてしまったようです。あるいは政権交代以前から少しずつ見えてきていたのかもしれません。
 ソ連が崩壊しても何かすっきりしない。アメリカが対テロ戦争を始めると、むしろ世界各地でテロは増えて行く。年金でぬくぬく暮らしている世代のかたわらに、働いても暮らして行けない大勢の人々。新自由主義について行けば民営化で民間人は豊かになるのかと思えば、結果は反対で民はやせるばかり。対案があろうとなかろうと、若い世代が「生きさせろ!」と叫び、沖縄県民が「もう嫌だ!」と怒る。その波動が次第に共振を起こしているのだから、「私の方で基地を引き受けましょう」とか「かわいそうな若者に助けを」とはならない。同じ側に立って、「私の方でも嫌なものは、沖縄県民が断じて嫌だと言うのは当然」「俺だってこんなに暮らしにくいのだから、若い人たちはもっと苦しいだろう」と考える方向に行くしかない。
 政治家や官僚による「おまかせ民主主義」から、国民が具体的な問題で方向を選択する「直接民主主義」へ、鳩山首相は後ろをむいたまま、尻で国民の背中を押したのではないでしょうか。今やらなければならないのは、政権の採点ではなく、国民自身の意思表示だということでしょう。
 4月25日の沖縄県民大会にあわせて、佐久でも小さな集会がもたれました。百数十人のささやかな集まりで、呼びかけ人の一人から「この10倍の人が集まるかと・・・」という嘆きの声。う〜〜ん、知っている顔が少ないなあと思いながらも、人口2~30万の地域でこの人数なら、百倍の人口がある首都圏に換算すると1万人以上かあ・・・などと、あらぬ事を考えていました。貧乏人にはつらいところですが、自分の時間と財布を削って動くしかないですね。

by maystorm-j | 2010-05-26 22:35 | 社会
2010年 05月 23日
わからない事ばかり・・・韓国艦艇沈没の経緯 5月23日 2010年
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 街中や畑に出没するニホンザルの群れの行動には、各地で手を焼いています。単独あるいは家族単位で行動する野生動物に較べると、群れ社会をつくるニホンザルの対策には難しい問題がいろいろあります。
 しかし、ニホンザルの群れよりはるかに大きな「国家」という社会構造をもつ我々人間の行動は、やはりその難解さにおいて、サルとは較べものになりません。二ヶ月ほど前、米軍と韓国軍が合同演習を行っていた朝鮮半島の西側沿岸で、韓国軍の艦艇が突然二つに割れて沈没しました。
 沈没現場から200km ほど離れていたとはいえ、原潜やイージス艦を含む両国の多くの艦船が演習に参加していたわけですから、もし北朝鮮による攻撃であれば、すぐに限定的な反撃があるか、すくなくとも「9.11」の時のようにすぐに攻撃の内容が発表されて猛烈な抗議・非難が韓国・米国から発せられると思われました。それ以前の問題として、最新の設備をもつ米軍・韓国軍に察知されずに北朝鮮が攻撃できるのだろうかと疑問に感じました。

 私は独自の情報源などを持っているわけではないし、朝鮮語はもちろん英語でもこのような難しい問題に関する報道を読み解くような能力はありませんので、いたって素朴な疑問を出発点として考えていくしかありません。例えば合同調査団が展示した北朝鮮の魚雷の推進装置の写真を見ましたが、1200トンの艦船が真っ二つになるほどの爆発で、なぜこのようなものがバラバラに吹き飛ばなかったのだろうか?・・・・・他にもたくさんの疑問点がありますが、私がここに列挙するよりも、疑問点を丁寧にまとめてある「池田加代子ブログ」と独自の解析をする「田中宇の国際ニュース解説」という二つのサイトをご紹介します。


 田中宇さんのメールマガジンは10年ちかく読んできましたが、国際政治に関してかなり大胆な解析を続けています。その大胆さゆえに、後で間違っていたということもありますが、かならず論拠を示し論理的に解析を進めて行くものです。その解析の是非は自分で判断するしかありません。今回の事件については、米原潜との同士討ちの可能性を論じています。その当否をここで論じる材料をもっていませんし、当該原潜についてはその後何事もなく沖縄に寄港しているという報道もあります。いずれにせよ、注意深くこの事件の経緯を見続けて行きたいと思います。慌てふためいて、制裁だと騒いだり、「だから沖縄に海兵隊が必要だ」などと短絡することは避けたいところです。

by maystorm-j | 2010-05-23 22:23 | 社会
2010年 05月 22日
自然のゆらぎ  5月22日 2010年

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 例年は大型連休の始まりとともにコブシの花が終わり、オオヤマザクラの華やかなピンクに移ります。今年の春は、コブシが咲き始める頃の4月17日に20cm の積雪があり、遅い木は連休あけに開花し、5月中旬まで咲き続けていました。高冷地では連休前の森はまだ冬枯れの光景ですので、コブシの花はくすんだ印象がありますが、今年はカラマツなどの新緑を背景に白が映えていました。写真の木は左から、モミ、オオヤマザクラ、アカマツ、コブシ、カラマツという、信州の高原を代表する樹木です。
 
 5月20日すぎても、まだウグイスの声を聞きません。温暖な低地では、例年とかわらず鳴き始めていたようですが、まだ標高の高い所に上がってきていないということでしょうか。カッコウとツツドリの声は数日前に聞きました。イワツバメの渡来も早かったのですが、「自然のゆらぎ」は一様に表れるものではないということですね。

by maystorm-j | 2010-05-22 21:54 | 自然
2010年 05月 20日
餌をさがすコゲラ  5月20日 2010年
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 石垣の苔にいる餌を探すコゲラ。キツツキの仲間の特徴である、足の指2本が後ろ向きについているのがわかります。小さく地味なキツツキですが、この季節はなんとなく華やいで見えます。これは人間の勝手な見方で、子育てに忙しいだけかもしれません。都会でもよく見られるようですね。

by maystorm-j | 2010-05-20 07:58 | 自然
2010年 05月 20日
スタートにあたって  2010年5月20日

 日々の出来事と、流れては消え行く報道。ちょっと立ち止まって、見なおす時間と場を持ちたいのですが・・・・・メイストーム・ジャーナル、始めます。

    特にことわりのない文章と写真の文責・著作権は寺山光廣にあります。

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           389-0111 長野県 北佐久郡 軽井沢町 大日向 5692
                    寺山 光廣

by maystorm-j | 2010-05-20 04:58 | このブログについて