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2020年 08月 03日
作業場の火災  日々の営みはたくさんのつながりの中で・・・


この春、久しぶりに再開したこのブログも、6月の初めから2ヶ月近くお休みしていました。6月半ばに仕事の作業小屋が隣からの類焼で丸焼け。後片付けと仕事の再建で一月、まだまだ本調子とは行きませんが、制作を試行錯誤で再開しています。

以下は、仕事の方のブログ7月30日の記事の転載です


今朝3時に起きると、なんだか寒い。最低気温15度台。昨日も16度台で、最高気温は23度。酷暑が続くと地球温暖化と騒ぐマスコミも、こんな時は何も言いません。冷害、日照不足が農業生産に大きく影響しても、農業人口が減り、食物の自給率がここまで下がると、一般の人は関心がないのでしょう。感染対策で経済を破綻させて借金でお金を配る。そんなことが長く続くはずもないし、続ければ国も国民も外国から食料を買う力がなくなるでしょう。外国だって、パンデミックと気候の悪化で食料生産が減る可能性があります。売ってくれるとはかぎりません。食料を買う代わりに相手に売れるものを作っているでしょうか。技術の劣化、生産性の低さ、外国と太刀打ちできるものづくりなんてとっくになくなっています。勤勉で上の言う通り働く労働力を売ることになるのでしょうか。すでに色々なところで、外国企業の下請け化が進んでいるようです。若い人は海外へ出稼ぎに? 井の中の蛙から脱却するにはいいかもしれません。


写真は今朝3時の天気図です。今年は台風の発生がひじょうに少ないことにお気づきでしょうか。春から7月末までに、例年なら5~10個の台風が発生しますが、今年はわずか2個のみ。エルニーニョ? 台風が発生する海域の海水温が低いのでしょう。熱ければ騒ぐマスコミも黙っています。オホーツク海高気圧が南下して、東日本は気温が下がっています。東北では冷たいヤマセが吹き込んでいることでしょう。この半年、売り場からマスクが消えたり、ラーメンやスパゲッティーがあっという間に消えるのを見てきましたが、凶作の予想が発表されたとたん、米も消えるかもしれません。人々がそれぞれの場で営々と続けて来た生産、お互いに供給や流通の緻密な網で支えて来た商業、日々の営みを支えて来たサービス業、それらの総体が経済と呼ばれるものの実体で、安易にお金を配って止めてしまえば、簡単に回復するものではありません。火事で1ヶ月近く制作を止めていましたが、火事の後片付けを手伝ってくれた人、作業場の再建を手伝ってくれた人、再開の記事を喜んでお祝いしてくれる人、再開第1作の写真を見て涙がでるほど嬉しかったというメール、第1作が店頭に出るのを待ってその日に購入してくれた人、そんなたくさんのつながりは、たとえ休業補償が出るとしても仕事をやめてしまえばすべて消えてしまいます。経済より命が大事だと言葉の上だけで言うのは、お金さえ配ればなんでも片がつくとでも思っているような気がします。

以上、転載部分。


8月に入って、梅雨前線が消えて晴れ間見られますが、小笠原気団が強くなって梅雨前線を押し上げたわけではなく、まだ豪快な夏空にはなりません。今朝も気温17度でひんやり。こちらのブログもポツポツとではありますが、続けて行きます。



by maystorm-j | 2020-08-03 08:39 | 社会


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