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2016年 10月 07日
アベノミクスに人はなぜ騙されるのか/経済の土俵で闘う事が必要 その14
今月16日に信州宮本塾で行う学習会にむけて同塾のメンバー達と調整を行う中で、これまでもたびたび具体的な意見交換をしてきたお一人から、次のようなコメントをいただきました。『大量生産・大量消費モデルではない生産様式への反省・提案と受け止めていますが、生活家電と車は例外のようですね』d0164519_07542984.jpg

このコメントから出発する議論は学習会当日の展開を楽しみにしています。生活家電と車の「生産」について私は詳しくないのですが、ここでは私個人の消費行動についてのみ、この問題を考える上での一つの例として、データをまとめてみたいと思います。

60代後半の暮しぶりとしては、現役で仕事を続けていること、職住が同じ場所で、睡眠時間を除く一日あたり18時間の内訳を年間でならすと、約10時間は仕事関連、2時間の生活家事、2時間の社会活動、3時間の読書運動等、その他1時間という感じですので、かなり偏った生き方と言えるでしょうか。趣味・娯楽・外食・交際にあまり時間を使っていません。その中で、使用している家電製品をリストアップしてみます。(もっぱら仕事で使用しているものは除きます)


冷凍冷蔵庫 130L    おおよその価格 ¥30,000  使用年数 15年以上
洗濯機                  ¥25,000       15年以上
ステレオラジオ              ¥30,000       15年以上
CDラジオ                ¥15,000        10年
電子レンジ                ¥10,000        15年以上
オーブントースター            ¥ 3,000        3年
灯油ファンヒーター 2台      合計 ¥20,000        15年以上
電気ヒーター 2台         合計 ¥ 4,000        10/4年
加湿器                  ¥ 5,000        4年
掃除機 2台            合計 ¥15,000        8/2年
アイロン                 ¥ 3,000        15年以上
湯沸かしポット              ¥ 3,000        8年
電気コンロ                ¥ 3,000        8年
扇風機                  ¥ 3,000        10/6年
電気スタンド 3台         合計 ¥ 3,000        15〜5年
  その他、室内照明、風呂釜、換気扇は借家備えつけ
     総計                  ¥172,000
平均耐用年数10年として、備え付け品を含めても一年当たりのイニシャルコスト¥20,000 程度でしょう。

一方、車については仕事と私用の区別はつきません。信州に移住して40年近く、一度だけ子どもが10〜18歳の10年間、新車を購入した事があります。子どもの友達も乗せる関係で責任が伴います。8人乗りのワンボックス4WD、¥1,700,000でした。修理費年間¥30,000として、車両費用が年間¥200,000。それ以外は、ほぼ5年ごとに中古車(いずれも4WDで仕事の関係で積載空間の大きいもの)を、¥200,000〜¥500,000で。中古車の場合は修理費が年¥5〜70,000 かかっていると思いますので、車両費用としては年に¥150,000程度だと思います。同じ程度の車を新車で10年使用した場合の、半分以下です。車の年間コストはその他に車検費用、保険代、税金、燃料費等で、中古の場合は車両費用の1.5〜2倍ぐらいになるでしょう。年間の車代40万円とすると、公共交通機関とタクシーを使った場合より多少高くなりますが、田舎の場合は「時間を買っている」と考えることになります。車は「移動の自由」度が高く、精神的ストレスに大きな差が出ます。生活様式によっては、もう少し費用は下がるでしょう。家電の方はほぼ最低限のコストで、同居人数によってもかなり違っd0164519_07524850.jpgてきます。ちなみに、電気代は仕事使用分を含めて、夏期月額¥7,000、冬期¥13,000です。生活家電ではイニシァルコストよりランニングコストの方が高く、車では新車ならほぼ同額程度でしょうか。

この夏、たまたま縁があって軽井沢に移住してきた「1%」組老夫婦の引っ越しにつきあいました。車なし、駅近くの豪華マンション。生活家電の購入の際、ヤマダ電機に案内して「爆買い」200万円。新居には以前からのものが100〜200万円程。私のイニシャルコストの10倍以上ですが、それでもその夫婦が車を買うとしたらその倍はかかるでしょう。消費者として考えるなら、生活家電は選択の幅が大きい、個性に合わせた選択が可能なジャンルと言えそうです。



by maystorm-j | 2016-10-07 08:08 | 社会


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