2012年 11月 12日
やさしいにっぽん人の「小さな幸せ」   Twitter MaystormJournal 8月11日〜20日
「やさしいにっぽん人」という映画を若い頃に見ました。自分の財布から払うようになって以降、20本ぐらいしか映画を見ていない「非文化人」で、筋書きも憶えていませんが、題名だけが記憶されています。当時、若者の歌では、小さな夢、小さな日記、小さな喫茶店、小さな花、小さな肩、・・・が流行っていました。そして、「小さな家をたてたなら・・・」16才の小坂明子が歌う「あなた」が学生の間に溢れ出てきたときの、言いようのない敗北感。

ラディカルに原理を問いかけた大学闘争が、進学・就職のくびきにあっけなく崩れ、小さな幸せを求めていつの間にか大きな豊かさに埋没していった。その大きな豊かさが踏みつぶしているのが、いまの若者や底辺の小さな幸せであるにもかかわらず、団塊世代は市民運動の中でいまだに自分を「名もない草の根」と自己規定する。居心地はいいに違いない。


Twitter MaystormJournal 8月11日〜20日 まとめ

8月11日 昨金曜日参院、優先すべき首相問責決議案を差置いて消費増税法可決。。金曜日の抗議行動でその怒りが表明されたか?参加者の気持ちがどうあれ、多くの重要な政治課題から目をそらす主催者の意図は見事に成功した。次の選挙で落とせばいいと主催者は闘いを先送りする。参加者よ、いつまで騙されるのだ。

RT:岩上安身 ‏@iwakamiyasumi
ホイッスル。日本敗れる。銅メダルを逃した、などという結果はどうでもいい。なりふり構わず勝負に出る勇気に欠けていたことが、残念。ぼろ負けしてもいいから、攻めて、攻めて、攻め抜いてもらいたかった。シュートを打たない勝負は無意味だ、と痛感させられた夜明け。前がかりでないと。人生もまた。

@iwakamiyasumi 昨金曜、優先すべき問責を差し置いて消費増税可決。金曜行動でその怒りは表出したか?参加者の気持ちを裏切り、多くの重要課題から目をそらす反原連の意図は成功した。次の選挙で落選させようというのは、闘いの先送りだ。岩上さんの言葉を、金曜抗議行動主催者に贈る。

消費税、ものが売れなくなるのだろうな。節電節約エコロハス。右も左も「贅沢は敵」。退職金と年金がっぽりのリタイア組が、家庭菜園蕎麦打ちウォーキング。消費せずに貯めた金は銀行から日米国債、東電へ。地元では数の少ない現役世代が、金持ち老人の医療費・介護費を負担。老人よ地元で金を使え。

8月12日 ブログMaystorm Journal更新「お盆の休み 雑感/Twitter M.J.まとめhttp://maystormj.exblog.jp/16618079/  田舎でありリゾート地でもある軽井沢のお盆休み。帰省客・避暑客・観光客。仕事の品質と倫理。ある地方議員の自爆。自立した女性の活躍、男は生き残れるか?

RT: 孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru
竹島:11日読売「韓国サッカー選手、ピッチで竹島領有メッセージ」。どこの国でも領土問題で強硬姿勢を示すことが愛国者という層がいる。国に閉塞感がでるとこういう輩が跋扈する。日本でも石原慎太郎という政治家がいる。死に体だったが、尖閣を叫ぶことで政治的に蘇った。国民は煽られる。

仕事場の周囲がキツネ臭い。夜中は雨だったから今朝方の訪問。集落のはずれはクマの通り道。キツネもよく見かける。昨日は土曜日、帰省客をむかえてあっちこっちで宴会。美味しいゴミにでもありつけたろうか。6時前から隣の公民館広場で盆踊りの櫓組み。大勢の役員が早朝から大きな音と声で作業。

朝6時前から始まった盆踊りの櫓作りは8時に終って、それぞれの仕事に散って行ったようだ。帰省客や別荘・観光客が起き出してくる頃には、昨夜までなかった櫓が忽然と姿を現している。キツネもクマも食事済ませて、巣穴で子育て?薮で昼寝か?軽井沢中心部は今さぞ混雑、ここは静か子供は宿題の時間?

8月13日 昨日曜日、周囲は昼間静かだった。大勢の帰省客や避暑・観光客がいるはずなのに、夏休み中の子供さえ遊んでいない。猫が歩いているだけ。オリンピック?高校野球?スポーツってするものじゃなかったか?見て感動。見て怒り。今朝暗いうちに起きると、開け放ってある窓から入る線香の香りに強い現実感。

RT: 放射能を考える佐久地区連絡会 ‏@STRKOO
我孫子市http://twitpic.com/aifirf 生活と自治の記事での疑問点1 焼却灰のセシウム濃度が2倍に上昇しリサイクル業者が受け入れを拒絶。やむなく敷地内で保管。以前の別の記事では「焼却灰表面線量高い」→搬入拒否http://p.tl/g4sB   1.5μSv!

RT: 放射能を考える佐久地区連絡会 ‏@STRKOO
疑問2我孫子市 千葉県は行き場を失っている焼却灰を我孫子市と印西市にまたがる手賀沼終末処分場に一時保管すると発表。寝耳に水の地元住民は猛反発。 田舎に自分のところの焼却灰を送ることは なんら問題ないが、千葉県の焼却灰を置かれるのは困る。

8月14日 反原発で広がる落選運動。では誰に投票?代わりが維新の会では土砂降り。田舎の小選挙区では投票したい候補がいない。度々、白票を投じる。中選挙区制に戻す時間はない。この流れの中では、社民党が結着剤となって、反原発、反TPP、反増税・・で広く野党間の選挙協力を作るのがベストな闘い方では。

放射能は危険。原発は危険かつ不要。根源的には極めて単純明解。だが現実の世界ではどう暮らすのか、どう戦うのかとなると、問題が複雑に絡み合う。田舎で人が少ない狭い地域でも、運動側に最初の2命題への温度差が。放射能にどう対処するか、個人の選択の部分もあるが、共に考え話す時間と場がない。

8月15日 震災から17ヶ月。避難所にいた人々はみんな、仮設住宅やみなし仮設、あるいは自主避難や住宅再建へとばかり。避難所が残っている事を忘れていた。今も双葉町住民200人余が埼玉の廃校で教室に詰め込まれ、廊下の段ボール内で着替えする状態におかれている。避難所というより難民収容所ではないか。

春以来、陸前高田で暮らす同年輩の男性のブログとツイッターを毎日読んでいる。一人のまわりには大勢の赤ん坊から年寄りまで、生活、仕事、自然、ボランティアの活動、農水産物、販売、祭り、まわりとツイートのやりとり。匂いまで伝わってきそうだ。瓦礫問題の向こう側にも人々が暮らしている。

8月16日 風が吹いて雲が流れる夜明け。気温20度。昨夜は隣の公民館で盆踊り。町内会の露店に子供達が大騒ぎ。晴れがましい場所に出ると、たいていへまをするので行かない。結婚式など、これまで5回ぐらい。音頭と太鼓をBGMに、早川由起夫・柚木ミサト対談。柚木氏に「やさしいにっぽん人」を思い起こす。

banbi/けーちん ‏@Banbi_keitin
柚木ミサトさんほど優しい人はあんまりおらんです。 @MaystormJournal :音頭と太鼓をBGMに、早川由起夫・柚木ミサト対談。柚木氏に「やさしいにっぽん人」を思い起こす。

返信:MaystormJournal 寺山光廣 ‏@MaystormJournal
柚木さんの優しさは、B29絨毯爆撃下の東京で子供を手元に置いて、防空頭巾を縫い、防空壕を掘った親の優しさ。学童疎開は苦しかったが子供は生き残った。RT@Banbi_keitin:柚木ミサトさんほど優しい人はあんまりおらんです。

昔見た映画「やさしいにっぽん人」筋は覚えていない。川原崎長一郎と緑魔子に流れていた空気の記憶しか残っていない。汚染地で放射能に負けずに暮らす子供をサポートしたい柚木氏の「やさしさ」。早川原理主義はにっぽん人に合わないのだろうか。福島に帰る人が増え、避難をあきらめさせる空気が強い。

久しぶりに早朝からラジオ。いまだにオリンピックの話題が多い。震災被災地はお盆をどう迎えただろうか。新盆になる人もいただろう。あるいは行方不明のままそれさえも。にっぽん人のやさしさ柔軟さは、時に原理から目をそらせる。神の名による強制的原理主義ではなく、個人の選択のために原理的思考。

福島のエートスという運動のサイトを覗く。避難か残留かで揺れ動く福島の人にわだかまっている問題意識をかなり的確にすくい上げている。しかし問題に対する回答は巧妙なずらし。正面から考えずに「こっちの水は甘いぞ」というささやき。救いの言葉を求める人と救いを語りかけたい文化人達には蜜の味。

8月17日 RT: 早川由紀夫 ‏@HayakawaYukio
このような国家的災厄の場合、芸術家は何の役にも立たない。宗教家ならまだいくらか役に立ちそうだ。

MaystormJournal 寺山光廣 ‏@MaystormJournal
「優しい芸術家」柚木氏の主張は、B29絨毯爆撃下の東京に残る親子に、丈夫な防空頭巾と防空壕の作り方を教える事。つらい学童疎開が子供を救った。RT@HayakawaYukio :このような国家的災厄の場合、芸術家は何の役にも立たない。宗教家ならまだいくらか役に立ちそうだ。

RT: 放射能を考える佐久地区連絡会 ‏@STRKOO
フジコーポレーション7月の搬入http://p.tl/Rwea  新規 埼玉県 志木市 神奈川県 寒川町 三浦市 それと湯河原町は500Bqで押さえていたのが939Bq入れてきている。徐々に高いものが入れられてくる雰囲気がしている。 小諸市の説明会まだ調整中とのこと。

福島のエートスの動きが明らかになる以前、さらに3.11よりもずっと以前から、エコロジー運動には国際的原発推進のバックが入っていた。5年ぐらい前のこと、地域の工芸家仲間がガイア・シンフォニー上映会を企画した。誘われた時に、その映画は原発推進であり後援者に東電がいる事を指摘し断った。

いま反原発運動の先頭にいるいくつかの市民運動(家)が加わるアースデイというイベントも、ガイアシンフォニーを後援するマルチ商法のA社と深くかかわっていた。今も野中ともよ氏などガイアとかかわる。エートスの登場は、以前からエコロジーやスピリチュアル運動における原発推進の浸透と共通する。

ガイアシンフォニーとかアースデイとかエートスとかに流される人の共通点は、自分が優しい人間だと思っているところ。人に生き物に環境に地球に優しく振る舞おうとする善き人々。冷徹に事実を直視しない。自分に出来る善い行いを求めている。苦難の道を自ら選んだと錯覚し自走、人を巻き添えにする。

8月18日 2度目のお盆が終った。去年のお盆までには仮設住宅への入居が完了すると約束した首相は、辞任後も議員として政治活動している。今も数千人が入居待ち。仮設は狭く、内職も家庭菜園も出来ない。高台に作られ、買い物も不便。引きこもって病人が増える。町作りの設計が進まないので仮設から出られない。

RT: 早川由紀夫 ‏@HayakawaYukio
私は自分が正しいかどうか心配で心配でたまらない。昨年3月から5月は、自分が発狂したのではないかと本気で心配した。心配だから、考えを文字にして確認してる。つねに確認してる。そして記録してる。

RT: 放射能を考える佐久地区連絡会 ‏@STRKOO
遅ればせながら、ブログ開設しました。今まで断片的な情報でしたが、時系列で見ていただけます。 http://strkoo.blogspot.jp/2012/08/blog-post_3640.html …

8月19日 70年代、学園闘争に負けた学生の行き場のない意識は「小さな」という言葉に向う。和製フォークの歌詞にのって、恋し就職し結婚し働き出世した。いま余裕が出来て草の根運動から反原発へ。その流れからはずれて、進むも戻るもあてのない根無し草の目には、小さな幸せを求めた大きな不幸とも見える。

小さな夢、小さな日記、小さな喫茶店、小さな花、小さな肩、そして、小さな家をたてたなら・・・16才の小坂明子が歌う「あなた」が学生の間に流行ったときに、言いようのない敗北感。世界革命の幻想も東大解体の夢も、小さな幸せの前にはかなく消えた。「人民」も「プロレタリアート」も吹っ飛んだ。

自分自身や自分の行為に「小さな」とつける。そこで見落とすものと、言い訳や逃げ道。小さいけれど「優しい思い」と「善い行い」。結果は見ないし考えもしない。40年前ふてくされ気味に言った「小さな親切大きなお世話」早川・柚木対談を見ていて思い出した。途切れない固定カメラが見せる女の表情。

子育て団塊ジュニアにとって、親ゆずりの小さな幸せを破壊する放射能の恐怖。想像する人と見たくない人に分かれる。怖れる若い親たちは、団塊世代がなんとなく反放射能より反原発指向に見えると言う。団塊世代は小さな幸せを積み上げて、豊かな老後にたどり着いた。放射能を考えるとその放棄を怖れる。

生まれ育った東京を離れ、ともに大学闘争を闘った人達とは、3倍5倍と広がって行く所得格差の中で低空飛行。ふるさとを捨てた人は多いだろう。石もて追われた人もいるだろう。今の世の中、どこにいても生きて行けるさとは言いにくいが、放射能に汚れた故郷福島で生きるための手伝いをするべきなのか。

高汚染地に住むのに、生半可な放射能との闘い方で済むのか。半端な支援は残留への圧力になる。やっと喰える程の働きの私には逃げておいでとも言えない。一人一人の選択をはらはらしながら見つめるしかないのか。自分に限って言うなら、たかが土地に縛られ小さな幸せ追うより、大きなへまもいいかなと。

8月20日 RT: hatupi ‏@hatupi
ありがたい支援も、なぜ?と言う支援も、皆、善意の基に頂いている。被災者は選べない。そのお気持ちありがたいから。今後何年もの支援を頂かねばならないから。来て頂く皆さん、もっと、地元を知ってほしい。知ってから本当に必要な事をしていただきたい。私たちはここに生きていかねばならないから。

RT: hatupi ‏@hatupi
お花を植えるにもお金はかかる。被災した所へ支援団体やボランティアさんがお花を植えることもいい。でも、最近もういいのじゃないかと思うようになった。そうではないのではないかな?私から見たら、とても贅沢に花壇が出来ている。もったいないな、と思ってしまう。市民農園だったら皆出てくるのに。

RT: r-dan佐久 ‏@jinenyajp
R-DAN佐久・放射能測定室=食品の放射性物質検査の検査時間・検出限界・検査料金 http://jinenyajp.blog.fc2.com/blog-entry-183.html …
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by maystorm-j | 2012-11-12 06:09 | 社会 | Comments(0)


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