2011年 04月 13日
飯舘村で、全ての作付け中止を決断  4月13日 2011年
4月11日、放射能汚染された農地の再生について,飯舘村の事を書きましたが、その翌日には飯舘村が村議会の委員会で、政府から補償が出るコメだけではなく、全ての作物の作付けを中止する決定をまとめました。その理由については、報道各社で少しずつ表現が異なります。村長さんの映像を探しましたが、その発言がはっきりわかるものが見つかりません。とりあえず、NHK ニュースのまとめたものを素材に考えます。


NHK の記事から抜粋しますと、『12日は、村の幹部や村議会議員、それにJAの担当者らが出席して、村議会の委員会が開かれ、この中で村側は「高い濃度の放射性物質が検出されているなかで農作物を作ることは生産者のモラルに関わり、妥当ではない」という考えを示しました。』 村長の言葉として『県による土壌検査で、放射性物質の数値がほかの地域より高い結果が出て、農家などから作付けをやめるべきではないかという声が上がっていた』と紹介しています。


「食品の放射能汚染基準 緩和は農家の「こころ」を壊す  3月30日 2011年」で、もの作りを生業としてきた一人として、農業者の「こころ」について書きました。書いた後で、はたして私に人の「こころ」を語る資格があるのかという思いの他に、生産者個人の思考・選択を越える外から突然起きた重大な事態の中で、一人一人の倫理の問題にしていいのか、ということも引っかかっていました。

飯舘村の決断について、何か論評できるとは思っていません。その決断を受けて今、目をそらさずに考え続けることしかないと。
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by maystorm-j | 2011-04-13 06:02 | 社会 | Comments(0)


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